ステートレス ESXi ホストを、イメージで管理されているクラスタに追加するには、リモートの VMFS パーティションの再パーティショニングと標準の ESXi 8.0 イメージのインストールを行い、最初にホストをステートフル ホストに変換する必要があります。たとえば、ESXi ホストは、ファイバ チャネル SAN または iSCSI SAN から起動できます。
ステートレス キャッシュおよびステートフル インストールの詳細については、
ステートレス キャッシュおよびステートフル インストールの vSphere Auto Deploy の使用を参照してください。
リモート ディスクからの起動の詳細については、『vSphere ストレージ』ドキュメントの「iSCSI SAN からの起動」を参照してください。
前提条件
- システムの準備および Auto Deploy サーバのインストール詳細については、『VMware ESXi のインストールとセットアップ』ドキュメントの「vSphere Auto Deploy 用にシステムを準備」を参照してください。
- ESXi ホストはイメージ プロファイルが含まれている Auto Deploy ルールから起動していること。
- Auto Deploy サービスが実行されていること。
手順
- ホーム メニューで [ポリシーおよびプロファイル] をクリックし、[ホスト プロファイル] を選択します。
- 実行中の ESXi ホストからホスト プロファイルを抽出するか、指定された構成およびホストの場所を持つ既存のホスト プロファイルを複製します。
既存のホスト プロファイルは、ホストまたはクラスタに添付できます。
- 新しいホスト プロファイルを右クリックし、[ホスト プロファイルの編集] を選択して、 の順に移動します。
- ドロップダウン メニューから [ホスト上でステートフル インストールを有効化] を選択し、[最初のディスクの引数] テキスト ボックスに remoteesx,remote または sortedremoteesx,sortedremote と入力します。
- 既存のホスト プロファイルを複製していて、ホスト プロファイルがクラスタに添付されている場合は、新しいホスト プロファイルをクラスタに添付します。
- ホーム メニューから [Auto Deploy] をクリックします。
- イメージ プロファイルが含まれている Auto Deploy ルールを無効にして、[編集] をクリックします。
デプロイのルールを編集するダイアログ ボックスが表示されます。
- ウィザードの [イメージ プロファイルの選択] 画面で、ESXi 8.0 イメージ プロファイルを選択します。
- ウィザードの [ホスト プロファイルの選択] 画面で、新しいホスト プロファイルを選択します。
- ルールを有効にして、順序付けされたリスト内の初期位置に、そのルールを移動します。
- [デプロイ済みのホスト] タブで、単一または複数の ESXi ホストを選択します。
- ESXi ホストについて、[ホストの関連付けの修正] をクリックします。
修正プロセスの進行状況は、[最近のタスク] ペインで監視できます。
- ESXi ホストを再起動します。
各
ESXi ホストはネットワークから起動し、VMFS パーティションを標準の
ESXi インストール パーティションに再パーティショニングして、以前にパーティションで指定した
ESXi
8.0 イメージをインストールします。インストールが完了すると、各
ESXi ホストが再起動し、リモートの標準
ESXi パーティションから起動します。
結果
ESXi ホストはデフォルトで、新しいパーティションから起動し、ESXi 8.0 イメージが標準 DVD からインストールされたように動作します。
次のタスク
1 つのイメージで管理されているクラスタに ESXi ホストを追加します。詳細については、『vCenter Server およびホストの管理』ドキュメントの「ホストの追加」を参照してください。