vSphere ESXi Image Builder コマンドレットを実行する前に、PowerCLI および前提となるすべてのソフトウェアをインストールする必要があります。

前提条件

vSphere ESXi Image Builder コマンドレットを実行する前に、 PowerCLI および前提となるすべてのソフトウェアをインストールする必要があります。vSphere ESXi Image Builder スナップインは PowerCLI のインストールに含まれています。 PowerCLI コマンドレットを使用して vSphere ESXi Image Builder を管理する場合は、Microsoft .NET Framework 4.5 または 4.5.x および Windows PowerShell 3.0 または 4.0 が Microsoft Windows システムにインストールされていることを確認してください。『 PowerCLI ユーザー ガイド』を参照してください。

手順

  1. ワークステーションで PowerShell を開きます。
  2. PowerCLI 6.5R1 以降のバージョンの PowerCLI を PowerCLI のホーム ページ からダウンロードします。
  3. すべての PowerCLI モジュールをインストールするには、次のコマンドを実行します:Install-Module VMware.PowerCLI -Scope CurrentUserまたは、モジュール名を使用して Install-Module コマンドレットを実行し、個々の PowerCLI モジュールをインストールすることもできます。信頼されていないリポジトリからモジュールをインストールしていますという警告が表示された場合、[y] を押してから、[Enter] キーを押し、インストールを確認します。

    次のコマンドを使用して、PowerCLI モジュールが使用可能であることを確認できます:

    Get-Module -Name VMware.PowerCLI* -ListAvailable

次のタスク

VMware.Image Builder コマンドレットの使用を確認します。PowerCLI を初めて使用する場合は、『 PowerCLI User's Guide』をお読みください。

vSphere ESXi Image Builder コマンドレットとその他の PowerCLI コマンドレットおよび PowerShell コマンドレットを使用して、イメージ プロファイルおよび VIB を管理します。必要に応じて Get-Help cmdlet_name を使用して、コマンドライン ヘルプを表示します。

vSphere ESXi Image Builder の設定

vSphere ESXi Image Builder を vSphere Client と共に使用するには、まず、サービスが有効で、実行されていることを確認する必要があります。

前提条件

  • vSphere Auto Deploy リポジトリ用に十分なストレージがあることを確認します。vSphere Auto Deploy サーバは、必要なデータを保存するためにリポジトリを使用します。このデータには、ユーザーが作成するルールおよびルール セットや、ルール内で指定する VIB およびイメージ プロファイルが含まれます。

    ベスト プラクティスは、4 つのイメージ プロファイルに十分な容量と、ある程度の余分な空き容量を確保するために、2 GB を割り当てることです。1 つのイメージ プロファイルにつき、約 400 MB が必要です。使用するイメージ プロファイル数を検討することで、vSphere Auto Deploy リポジトリ用にどの程度の容量を予約するかを決定します。

手順

  1. [ホーム] > [Auto Deploy] の順に移動します。
    デフォルトでは、管理者ロールのみが vSphere Auto Deploy サービスを利用する権限を持っています。
  2. [Auto Deploy] ページで、上部のドロップダウン メニューから vCenter Server を選択します。
  3. [Image Builder を有効にする] をクリックしてサービスを有効にします。
    [ソフトウェア デポ] タブが表示されます。

次のタスク

  • [Image Builder サービス] のデフォルト構成プロパティを変更できます。詳細については、『vCenter Server およびホストの管理』 で vCenter Server の設定について参照してください。