評価モードを使用して、vSphere Enterprise Plus ライセンスと同等の一連の機能を確認できます。
評価モードを使用すると、ESXi ホストの機能セット全体を評価検討できます。評価モードでは、vSphere Enterprise Plus のライセンスと同等の機能セットが提供されます。評価モードの有効期限が切れる前に、使用中のすべての機能をサポートするライセンスをホストに割り当てる必要があります。たとえば、評価モードでは、vSphere vMotion テクノロジー、vSphere HA 機能、vSphere DRS 機能などを使用できます。これらの機能を継続して使用する場合は、それらをサポートするライセンスを割り当てる必要があります。
ESXi ホストのインストール可能なバージョンは、必ず評価モードでインストールされます。ESXi Embedded は、ハードウェア ベンダーによって内部ストレージ デバイスにあらかじめインストールされています。これは、評価モードになっているか、あらかじめライセンス付与されています。
評価期間は 60 日間で、ESXi ホストをオンにしたときに始まります。この 60 日の評価期間中はいつでも、ライセンス モードから評価モードに変更できます。評価期間のうち残りの期間は、すでに使用した時間だけ減少します。
たとえば、ESXi ホストを 20 日間評価モードで使用し、その後 vSphere Standard Edition のライセンス キーをそのホストに割り当てたとします。ホストを評価モードに再設定した場合、そのホストの機能セット全体は、残りの評価期間である 40 日間評価検討できます。
ESXi ホストの場合、ライセンスまたは評価期間の有効期限が切れると、ホストが vCenter Server から切断されます。パワーオン状態のすべての仮想マシンの実行は継続されますが、パワーオフ状態の仮想マシンをパワーオンすることはできません。使用中の機能の現在の設定を変更することはできません。ライセンスの有効期限が切れる前に使用していない機能は使用することはできません。
ESXi ホストのライセンス管理については、『vCenter Server およびホストの管理』のドキュメントを参照してください。