ホストのアップグレードを完了するには、管理を行う vCenter Server システムにホストが再接続され、必要に応じてホストが再構成されていることを確認します。また、ホストが適切にライセンス供与されていることも確認します。

ESXi ホストをアップグレードした後は、次の操作を実行します。

  • アップグレード ログを確認します。ログ ファイルは、vSphere Client を使用してエクスポートできます。
  • vCenter Server システムがそのホストを管理している場合、vCenter Server のインベントリでホストを右クリックして [接続] を選択することで、ホストを vCenter Server に再接続する必要があります。
  • アップグレードが完了すると、ESXi ホストは評価モードになります。評価期間は 60 日間です。評価期間が終了する前に、vSphere 8.0 ライセンスを割り当てる必要があります。既存のライセンスをアップグレードするか、My VMware から新規ライセンスを取得できます。vSphere Client を使用して、環境内のホストのライセンスを構成します。vSphere のライセンス管理の詳細については、『vCenter Server およびホスト管理』ドキュメントを参照してください。
  • ホストの sdX デバイスはアップグレード後に番号が変わる可能性があります。必要に応じて、sdX デバイスを参照するスクリプトをアップデートします。
  • ホスト上の仮想マシンをアップグレードします。仮想マシンと VMware Tools のアップグレードを参照してください。
  • vSphere Authentication Proxy サービスをセットアップします。以前のバージョンの vSphere Authentication Proxy に vSphere 8.0 との互換性はありません。vSphere Authentication Proxy サービスの構成の詳細については、『vSphere セキュリティ』ドキュメントを参照してください。