vSphere ホスト プロファイルに対するホストとクラスタのコンプライアンスをチェックして、ホスト構成がホスト プロファイルの構成と一致しているかどうかを確認できます。コンプライアンスを手動で確認する、またはホストとクラスタの定期的なコンプライアンス チェックをスケジューリングする方法、およびホスト プロファイル構成に準拠していないホストを修正する方法を説明します。
ホストやクラスタが vSphere ホスト プロファイルに準拠しているかどうかを確認する方法
ホストやクラスタがホスト プロファイルに準拠しているかどうかを確認する方法について説明します。コンプライアンス チェックを使用すると、ホスト プロファイルで指定されたものと異なる構成パラメータがあるかどうかを確認できます。
手順
結果
コンプライアンス ステータスが、準拠、不明、または非準拠のいずれかに更新されます。
「非準拠」ステータスは、プロファイルとホスト間での特定の不整合が検出されたことを示します。これを解決するには、ホストを修正する必要があります。「不明」ステータスは、ホストのコンプライアンスを検証できないことを示します。この問題を解決するには、ホスト プロファイルを通じてホストを修正します。コンプライアンス チェックが失敗する原因の多くは、ホストの切断にあります。
- ホスト プロファイルで無効になっている詳細オプション パラメータ。
- 修正する ESXi ホストに存在し、ホスト プロファイルに存在しない詳細オプション パラメータ。
次のタスク
コンプライアンスのエラーの詳細を確認する場合は、[ホスト プロファイル] メイン メニューから、直近のコンプライアンス チェックで 1 つ以上のエラーが表示されたホスト プロファイルを選択します。コンプライアンス エラーのあるホストとホスト プロファイルとの間で異なるパラメータを表示するには、[監視] タブをクリックし、[コンプライアンス] ビューを選択します。次に、エラーが発生したホストを選択します。異なるパラメータがホストのリスト下部の [コンプライアンス] ウィンドウに表示されます。
vSphere ホスト プロファイルへのホストまたはクラスタのコンプライアンス チェックのスケジュール設定
vSphere Client の標準スケジュール設定タスク ワークフローを使用して、ホストまたはクラスタの定期的な標準コンプライアンス チェックをスケジュール設定できます。この自動化機能により、ホスト プロファイルで指定したものと異なる構成パラメータがあるかどうか判別されます。
手順
結果
新規に作成したタスクは、[スケジュール設定タスク] リストに表示されます。タスクを [編集]、[実行]、または [削除] できます。
次のタスク
vSphere ホスト プロファイル構成に準拠するようにホストを修正する方法
ホストがホスト プロファイルに準拠しているかどうかを確認した結果、ホストがプロファイルに準拠していないことがわかった場合には、修正オプションを使用してホストにホスト プロファイル設定を適用できます。修正の際、すべてのホスト プロファイル パラメータは、ホストに添付されたホスト プロファイルで定義されている値に更新されます。
前提条件
ホストにホスト プロファイルが添付されていることを確認します。
手順
結果
コンプライアンス ステータスが更新されます。