目的の構成が有効であり、クラスタ内のホストの現在の状態と互換性があること、およびクラスタが健全が状態であることを確認するには、修正事前チェックを実行します。ドラフト構成が有効であり、クラスタ内のすべてのホストに適用できることを確認するには、ドラフト事前チェックを実行します。事前チェックで問題が見つからない場合は、クラスタを正常に修正し、目的の構成またはドラフト構成をすべてのホストに適用できます。
vSphere 8.0 Update 2 では、vSphere Client でクラスタ構成のドラフトを作成し、ユーザー インターフェイスで構成設定を直接編集できます。クラスタにドラフト構成を適用する前に、ドラフトの事前チェックを実行できます。
修正またはドラフトの事前チェック中に、vSphere Configuration Profiles は各ホストとクラスタ全体でさまざまなチェックを実行し、目的の構成またはドラフト構成がクラスタ内のホストの現在の状態に与える影響を予測し、検証します。修正の事前チェックおよびドラフトの事前チェックでは、ホストに対する修正の影響も計算されます。
vSphere 8.0 Update 1 では、ホストが vSphere Distributed Switch に接続されているクラスタで vSphere Configuration Profiles を有効にできます。vSphere 標準スイッチに接続されているホストをこのようなクラスタに追加すると、修正事前チェックでエラーが返されます。このホストを vSphere Distributed Switch に手動で追加するまでは、クラスタを修正できます。ホストを vSphere Distributed Switch に追加する方法の詳細については、『vSphere のネットワーク』ドキュメントを参照してください。
前提条件
- 目的の構成の修正事前チェックを実行する場合は、vCenter Server がバージョン 8.0 Update 1 以降であることを確認します。
- ドラフトの事前チェックを実行する場合は、vCenter Server がバージョン 8.0 Update 2 以降であることを確認します。
ドラフトの事前チェックを実行する場合は、ドラフト構成が作成されていることを確認します。
- ESXi がバージョン 8.0 Update 1 以降であることを確認します。
- Enterprise Plus ライセンスを持っていることを確認します。
- 修正またはドラフトの事前チェック タスクを実行するために必要な権限があることを確認します。vSphere Configuration Profiles の使用に必要な権限を参照してください。
