単一の vSphere Lifecycle Manager イメージを使用して管理するスタンドアローン ホストをデータセンター オブジェクトまたはフォルダ オブジェクトに追加できます。

スタンドアローン ホストをデータセンターまたはフォルダに追加する場合は、イメージの ESXi のバージョン、および必要に応じてベンダー アドオンを指定する必要があります。スタンドアローン ホストがデータセンターまたはフォルダに追加されたら、イメージをさらにカスタマイズできます。たとえば、イメージにコンポーネントを追加できます。また、ハードウェア サポート マネージャを構成し、イメージにファームウェアとドライバのアドオンを追加することもできます。イメージの編集の詳細については、「vSphere Lifecycle Manager イメージの編集」を参照してください。

前提条件

  • vSphere Lifecycle Manager を使用するための要件で、単一イメージを使用するための要件を確認します。
  • インベントリに、データセンターまたはフォルダがあることを確認します。
  • ホストの ESXi のバージョンが 7.0 以降であることを確認します。
  • ホストの root ユーザー アカウントのユーザー名およびパスワードを取得します。
  • vSphere Lifecycle Manager デポで ESXi イメージが使用可能になっていることを確認します。
  • 適切な権限があることを確認します。詳細については、『イメージを使用するための vSphere Lifecycle Manager の権限』を参照してください。

手順

  1. vSphere Client で、データセンター、またはデータセンター内のフォルダに移動します。
  2. データセンターまたはフォルダを右クリックし、[ホストの追加] を選択します。
    [ホストの追加] ウィザードが開きます。
  3. [名前と場所] 画面でホストの IP アドレスまたは名前を入力し、[次へ] をクリックします。
  4. [接続設定] 画面で管理者の認証情報を入力し、[次へ] をクリックします。
  5. [ホスト サマリ] 画面でホスト サマリを確認し、[次へ] をクリックします。
  6. [ホストのライフサイクル] 画面で、[イメージを使用してホストを管理] チェック ボックスをオンのままにします。
    このオプションはデフォルトで選択されています。
  7. [イメージ] 画面で、目的のイメージを設定して [次へ] をクリックします。
    1. ESXi のバージョンを選択します。
    2. （オプション） ベンダー アドオンとアドオンのバージョンを選択します。
  8. [ライセンスの割り当て] 画面でホストにライセンスを追加して、[次へ] をクリックします。
  9. （オプション） vCenter Server がこのホストの制御を取得したあとに、ロックダウン モード オプションを選択して、管理者アカウントのリモート アクセスを無効にし、[次へ] をクリックします。
  10. [仮想マシンの場所] 画面で、ホスト上にある仮想マシンの場所を選択し、[次へ] をクリックします。
  11. [設定の確認] 画面で選択内容とイメージの設定を確認し、[完了] をクリックします。

結果

単一のイメージを使用するスタンドアローン ホストが vCenter Server インベントリに表示されます。ホスト イメージは、スタンドアローン ホストの [アップデート] タブで表示およびカスタマイズできます。