vSphere Configuration Profiles を使用し、ドラフト構成が作成されているクラスタでは、有効な構成ドキュメントをインポートするか、クラスタ内のリファレンス ホストの構成設定を使用して、構成設定をオーバーライドして置き換えることができます。

別のクラスタの構成ドキュメントをインポートし、その他のクラスタで定義されている構成を再利用できます。手動で編集または新規に作成した構成ドキュメントをインポートすることもできます。クラスタで使用可能ないずれかのホストの設定をインポートし、クラスタ内のすべてのホストの共通設定として使用することもできます。

前提条件

  • vCenter Server がバージョン 8.0 Update 2 以降であることを確認します。
  • ESXi がバージョン 8.0 Update 1 以降であることを確認します。
  • Enterprise Plus ライセンスを持っていることを確認します。
  • クラスタ用にドラフト構成が作成されていることを確認します。
  • インポート操作に必要な権限があることを確認します。vSphere Configuration Profiles の使用に必要な権限を参照してください。

手順

  1. vSphere Client で、単一のイメージを使用して管理するクラスタに移動します。
  2. [構成] タブで、[目的の状態] > [構成] の順にクリックします。
  3. [ドラフト] タブで、タスクを選択します。
    インポート オプション 手順
    JSON ファイルのインポート
    1. 構成ドキュメントをインポートするには、横方向の省略符号をクリックし、[ファイルからインポート] を選択します。

      [構成をファイルからインポート] ダイアログ ボックスが表示されます。

    2. [参照] をクリックしてインポートするファイルを見つけ、[ドラフトのインポートと上書き] をクリックします。
    クラスタ内のリファレンス ホストの構成のインポート
    1. クラスタ内のリファレンス ホストから構成設定をインポートするには、省略符号をクリックし、[ホストからのインポート] を選択します。

      [参照ホストの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

    2. 使用する構成設定があるホストのラジオ ボタンをクリックし、[ドラフトのインポートと上書き] をクリックします。
  4. [閉じる] をクリックします。

結果

インポートされた構成設定は、クラスタ全体の新しいドラフト構成になります。

ドラフト構成の設定をクラスタ内の 1 つのホストの設定に置き換えると、これらの設定がクラスタ内のすべてのホストの共通設定になります。クラスタ内のあるホストがクラスタの新しい共通設定とは異なる設定である場合、元のホスト設定はホストのオーバーライドとして新しいドラフト構成に保存されます。

次のタスク

クラスタの編集されたドラフト構成に適用された変更を表示するには、[変更の表示] をクリックします。ドラフトの事前チェックを開始して、構成が有効であることを確認し、クラスタ内のすべてのホストに対する修正の影響を計算することもできます。その後、クラスタを修正して、すべての非準拠のホストを準拠させることができます。