SNMP 管理ソフトウェアで通知を受信しない場合は、それらの通知を除外するように ESXi SNMP エージェントを構成できます。
前提条件
ESXCLI コマンドを使用して ESXi SNMP エージェントを構成します。ESXCLI の使用方法の詳細については、『ESXCLI スタート ガイド』を参照してください。
手順
- 通知をフィルタリングするには、esxcli system snmp set コマンドを実行します。
esxcli system snmp set --notraps oid_list
ここで、
oid_list は、フィルタリングする通知の OID のコンマ区切りリストです。このリストは、以前このコマンドを使用して指定した OID をすべて置き換えます。
たとえば、
coldStart (OID
1.3.6.1.4.1.6876.4.1.1.0) および
warmStart (OID
1.3.6.1.4.1.6876.4.1.1.1) トラップを除外する場合は、次のコマンドを実行します。
esxcli system snmp set --notraps 1.3.6.1.4.1.6876.4.1.1.0,1.3.6.1.4.1.6876.4.1.1.1
- (オプション) ESXi SNMP エージェントが有効になっていない場合は、次のコマンドを実行します。
esxcli system snmp set --enable true
結果
指定した OID で特定されるトラップは、SNMP エージェントの出力から除外され、SNMP 管理ソフトウェアには送られません。
次のタスク
すべての通知フィルタをクリアするには、esxcli system snmp set --notraps reset コマンドを実行します。