より多くのパフォーマンス データを確認するには、詳細チャートを使用するか、カスタム チャートを独自に作成します。問題はわかっているが、問題の原因を特定するにはより多くの統計データが必要な場合は、詳細チャートが便利です。
詳細チャートには次の機能があります。
- 詳細情報の提供。チャート内でデータ ポイントの上にマウスを置くと、そのデータ ポイントに関する詳細情報が表示されます。
- カスタマイズ可能なチャート。チャート設定を変更できます。独自のチャートを作成するには、カスタム設定を保存します。
- スプレッドシートへのエクスポート。
- イメージ ファイルまたはスプレッドシートに保存します。
vSphere Client での詳細パフォーマンス チャートの表示
詳細チャートは、ほかのパフォーマンス チャートではサポートされていないデータ カウンタをサポートしています。
手順
詳細チャート設定の変更
監視対象のオブジェクト、含めるカウンタ、時間範囲、およびチャート タイプを指定することで、パフォーマンス チャートをカスタマイズできます。事前設定済みのチャート ビューはカスタマイズ可能です。また、チャート ビューを作成することもできます。
手順
カスタム詳細チャートの作成
カスタマイズしたチャート設定を保存して、独自のチャートを作成できます。新しいチャートは [表示] メニューに追加され、選択したオブジェクトのチャートが表示されているときにだけ、このメニューに表示されます。
手順
- vSphere Client でインベントリ オブジェクトを選択します。
- [監視] タブをクリックします。
- [パフォーマンス] の [詳細] をクリックし、[チャート オプション] をクリックします。
- ビューとして保存するチャート メトリック、カウンタ、オブジェクト、期間、チャート タイプを選択して、チャート設定をカスタマイズします。
- [名前を付けてオプションを保存...] をクリックします。
- カスタム チャート オプションの名前を入力します。
- [OK] をクリックします。
結果
チャート設定が保存され、チャートのエントリが [詳細パフォーマンス] 画面の [表示] メニューに追加されます。
カスタム詳細チャート ビューの削除
vSphere Client から、カスタム チャート ビューを削除できます。
手順
チャート データのファイルへの保存
詳細パフォーマンス チャートのデータは、さまざまなグラフィック形式やカンマ区切り値 (CSV) 形式のファイルに保存できます。
手順
- vSphere Client で、インベントリ オブジェクトを選択します。
- [監視] タブをクリックし、[パフォーマンス] をクリックします。
- [詳細] をクリックします。
- [チャート コンテキスト メニュー] アイコン()をクリックします。
- エクスポート先のファイル タイプを選択し、該当するオプションをクリックします。
結果
指定した形式でファイルがローカル システムに保存されます。