ストレージ アダプタ パネルの統計情報は、デフォルトではストレージ アダプタごとに集約されます。統計情報はストレージ パスごとに表示することもできます。

表 1. ストレージ アダプタ パネルの統計情報
説明
ADAPTR ストレージ アダプタの名前。
PATH ストレージ パスの名前。この名前は、対応するアダプタが展開されている場合にのみ表示されます。ストレージ アダプタ パネルの対話コマンド で、対話コマンド e を参照してください。
NPTH パス数。
AQLEN ストレージ アダプタの現在のキューの深さ。
CMDS/s 1 秒あたりのコマンド発行数。
READS/s 1 秒あたりの読み取りコマンド発行数。
WRITES/s 1 秒あたりの書き込みコマンド発行数。
MBREAD/s 読み取ったメガバイト/秒。
MBWRTN/s 書き込んだメガバイト/秒。
RESV/s 1 秒あたりの SCSI 予約の数。
CONS/s 1 秒あたりの SCSI 予約の競合の数。
DAVG/cmd コマンドあたりのミリ秒単位の平均デバイス遅延。
KAVG/cmd コマンドあたりのミリ秒単位の平均 ESXi VMkernel 遅延。
GAVG/cmd コマンドあたりのミリ秒単位の平均仮想マシン オペレーティング システム遅延。
QAVG/cmd コマンドあたりのミリ秒単位の平均キュー遅延。
DAVG/rd 読み取り処理あたりのミリ秒単位の平均デバイス読み取り遅延。
KAVG/rd 読み取り処理あたりのミリ秒単位の平均 ESXi VMkernel 読み取り遅延。
GAVG/rd 読み取り処理あたりのミリ秒単位の平均ゲスト OS 読み取り遅延。
QAVG/rd 読み取り処理あたりのミリ秒単位の平均キュー遅延。
DAVG/wr 書き込み処理あたりのミリ秒単位の平均デバイス書き込み遅延。
KAVG/wr 書き込み処理あたりのミリ秒単位の平均 ESXi VMkernel 書き込み遅延。
GAVG/wr 書き込み処理あたりのミリ秒単位の平均ゲスト OS 書き込み遅延。
QAVG/wr 書き込み処理あたりのミリ秒単位の平均キュー遅延。
FCMDS/秒 1 秒あたりの失敗したコマンドの発行数。
FREAD/秒 1 秒あたりの失敗した読み取りコマンドの発行数。
FWRITE/秒 1 秒あたりの失敗した書き込みコマンドの発行数。
FMBRD/秒 1 秒あたりの失敗した読み取り処理 (MB)。
FMBWR/秒 1 秒あたりの失敗した書き込み処理 (MB)。
FRESV/秒 1 秒あたりの失敗した SCSI 予約の数。
ABRTS/s 1 秒あたりのキャンセルされたコマンド数。
RESETS/s 1 秒あたりのリセットされたコマンド数。
PAECMD/s 1 秒あたりの PAE (物理アドレス拡張) コマンド数。
PAECP/s 1 秒あたりの PAE コピー数。
SPLTCMD/s 1 秒あたりの分割コマンド数。
SPLTCP/s 1 秒あたりの分割コピー数。

次の表は、ストレージ アダプタ パネルで使用できる対話コマンドを示します。

表 2. ストレージ アダプタ パネルの対話コマンド
コマンド 説明
e ストレージ アダプタ統計情報の展開表示と非展開表示を切り替えます。展開されたストレージ アダプタに属する個々のパスによって分割された、ストレージ リソース使用率の統計情報を表示できます。アダプタ名の入力を求めてきます。
r READS/s 列によってソートします。
w WRITES/s 列によってソートします。
R MBREAD/s read 列によってソートします。
T MBWRTN/s written 列によってソートします。
N 最初に ADAPTR 列でソートし、次に PATH 列でソートします。これがデフォルトのソート順序です。