vSphere Distributed Switch の基本設定を使用してスイッチ名とアップリンク数を設定する方法について説明します。また、Cisco Discovery Protocol やスイッチの最大 MTU など、Distributed Switch の詳細設定を使用する方法についても説明します。
手順
- vSphere Client のホーム画面で、[ネットワーク] をクリックし、Distributed Switch を選択します。
- [設定] タブで、[設定] を展開し、[プロパティ] を選択します。
- [編集] をクリックします。
- [全般] をクリックして、vSphere Distributed Switch の設定を編集します。
オプション 説明 名前 Distributed Switch の名前を入力します。 Network I/O Control [Network I/O Control] を有効または無効にするには、ドロップダウン メニューを使用します。 注: [ネットワーク オフロードの互換性] が有効になっている場合、このメニュー オプションは無効になります。ネットワーク オフロードの互換性 ネットワーク オフロードの互換性のタイプを選択するには、ドロップダウン メニューを使用します。- [なし]:[なし] を選択すると、ネットワーク オフロードの互換性は有効になりません。
- [Pensando]:[Pensando] を選択すると、[Network I/O Control] が無効になります。
- [NVIDIA BlueField]:[NVIDIA BlueField] を選択すると、[Network I/O Control] が無効になります。
説明 Distributed Switch 設定の説明を追加または変更します。 - [詳細] をクリックして vSphere Distributed Switch の設定を編集します。
オプション 説明 MTU (バイト) vSphere Distributed Switch 用 MTU の最大サイズです。ジャンボ フレームを有効にするには、1500 バイトよりも大きい値を設定します。 マルチキャスト フィルタリング モード - [基本]。Distributed Switch は、グループの IPv4 アドレスの最後の 23 ビットから生成される MAC アドレスに基づいて、マルチキャスト グループに関連するトラフィックを転送します。
- [IGMP/MLD スヌーピング]。Distributed Switch は、Internet Group Management Protocol (IGMP) と Multicast Listener Discovery プロトコルによって定義されるメンバーシップ メッセージを使用することにより、購読済みのマルチキャスト グループの IPv4 および IPv6 アドレスに従って、マルチキャスト トラフィックを仮想マシンに転送します。
検出プロトコル - [タイプ] ドロップダウン メニューから [Cisco Discovery Protocol (CDP)]、[リンク層検出プロトコル]、または [(無効)] を選択します。
- [操作] を [待機]、[アドバタイズ]、または [両方] に設定します。
検出プロトコルの詳細については、スイッチ検出プロトコルを参照してください。
管理者連絡先 Distributed Switch の管理者の名前とその他の詳細を入力します。 - [アップリンク] をクリックして vSphere Distributed Switch の設定を編集します。
オプション 説明 アップリンクの数 [追加] を選択して Distributed Switch のアップリンクのポート数を追加します。 アップリンク名を編集してアップリンクの名前を変更します。
- [OK] をクリックします。