データストアを使用停止にして保守作業を行うために、メンテナンス モードに切り替えます。データストアは、ユーザーの要求があった場合のみ、メンテナンス モードを開始または終了します。

ストレージ DRS 対応データストア クラスタ内のデータストアは、メンテナンス モードを使用できます。スタンドアロン データストアはメンテナンス モードにすることはできません。

メンテナンス モードになっているデータストア上の仮想ディスクは、手動またはストレージ DRS を使用して、別のデータストアに移行する必要があります。データストアをメンテナンス モードに切り替えようとすると、[配置の推奨] タブに移行の推奨リスト、仮想ディスクを移行できる同じデータストア クラスタ内のデータストアが表示されます。vCenter Server では、[障害] タブに、移行できないディスクのリストとその理由が表示されます。ストレージ DRS のアフィニティまたは非アフィニティのルールにより、ディスクを移行できない場合は、[メンテナンスで関係ルールを無視する] オプションを有効にできます。

すべての仮想ディスクが移行されるまで、データストアは [メンテナンス モードに切り替えています] の状態のままになります。