VMware Path Selection Plug-in (PSP) は、I/O 要求の物理パスを選択します。

このプラグインは、VMware NMP のサブモジュールです。NMP は、デバイス タイプに基づいて、各論理デバイスのデフォルトの PSP を割り当てます。デフォルトの PSP はオーバーライドできます。詳細については、「パス選択ポリシーの変更」を参照してください。

各 PSP は、対応する Path Selection Plug-In を有効にして適用します。

VMW_PSP_MRU: 最近の使用 (VMware)
[最近の使用 (VMware)] ポリシーは、VMW_PSP_MRU によって適用されます。システムの起動時に検出された、使用可能な最初のパスが選択されます。パスが使用できなくなると、ホストは代替パスを選択します。元のパスが使用できるようになっても、ホストは元のパスに戻りません。最近の使用のポリシーでは、優先パスの設定は使用しません。このポリシーは、ほとんどのアクティブ/パッシブ ストレージ デバイスのデフォルトです。
VMW_PSP_MRU は、パスのランク付けをサポートします。個々のパスにランクを設定するには、 esxcli storage nmp psp generic pathconfig set コマンドを使用します。詳細は、 http://kb.vmware.com/kb/2003468にある VMware ナレッジベースの記事と、 ESXCLI のリファレンスのドキュメントを参照してください。
VMW_PSP_FIXED: 固定 (VMware)
[固定 (Vmware)] ポリシーは、VMW_PSP_FIXED によって実装されます。このポリシーは、指定された優先パスを使用します。優先パスが割り当てられていない場合、ポリシーは、システムの起動時に検出された使用可能な最初のパスを選択します。優先パスが使用できなくなると、ホストは使用可能な代替パスを選択します。ホストは、定義済みの優先パスが再び使用可能になると、そのパスに戻ります。
アクティブ/アクティブのストレージ デバイスのデフォルト ポリシーは固定です。
VMW_PSP_RR: ラウンド ロビン (VMware)
VMW_PSP_RR は、[ラウンド ロビン (Vmware)] ポリシーを有効にします。ラウンド ロビンは、多くのアレイのデフォルト ポリシーです。このポリシーは、設定されたパスを巡回する自動パス選択アルゴリズムを使用します。
アクティブ/アクティブとアクティブ/パッシブの両方のアレイは、このポリシーを使用して異なる LUN のパス間でのロード バランシングを実装します。アクティブ/パッシブ アレイでは、このポリシーはアクティブなパスを使用します。アクティブ/アクティブ アレイでは、このポリシーは使用可能なパスを使用します。
デフォルトでポリシーに適用されている遅延メカニズムにより、適応性が向上します。ロード バランシングの結果を向上させるために、このメカニズムでは、以下のパス特性を考慮して最適なパスを動的に選択します。
  • I/O 帯域幅
  • パスの遅延
適合型の遅延ラウンド ロビン ポリシーのデフォルト パラメータを変更する、または遅延メカニズムを無効にする方法については、 遅延ラウンド ロビンのデフォルト パラメータの変更を参照してください。
VMW_PSP_RR で構成可能なその他のパラメータを設定するには、 esxcli storage nmp psp roundrobin コマンドを使用します。詳細については、『 ESXCLI のリファレンス』を参照してください。