ドメインの再ポイントを行うと、ライセンス キーが新しいドメインにコピーされます。ライセンス キーがコピーされることにより、再ポイント後も、すべてのアセットの有効なライセンスが維持されます。
vCenter Server は、ライセンスの使用状況をドメイン単位で追跡します。1 つのキーが複数のドメインで使用されている場合は、キーの合計使用量がキャパシティを超えていないことを確認する必要があります。ライセンス管理を簡素化するために、2 番目のドメインにコピーされた各ライセンスを削除して、アセットに新しいライセンスを割り当てます。
- 元のドメインの再ポイント後に使用されなくなった(アセットに割り当てられている)ライセンス キー。
- 複数のドメインで使用中の(アセットに割り当てられている)ライセンス キー。
ドメイン間再ポイントの詳細については、「vCenter Server のインストールとセットアップ」の「異なるドメイン内の別の vCenter Server への vCenter Server の再ポイント」を参照してください。
ドメインで使用されていないライセンス キー
再ポイントが完了した後に、特定のライセンス キーが複数のドメインに含まれているにもかかわらず、これらのドメインの一部で使用されていない場合は、使用されていないドメインからこのライセンス キーを削除することができます。vCenter Server でライセンスを削除する方法の詳細については、vSphere Client でライセンスを削除する方法を参照してください。
複数のドメインで使用されているライセンス キー
- 十分な未使用キャパシティがある他のライセンス キーを保持している場合は、削除するライセンス キーの代わりに、これらの他のライセンス キーを使用できます。vCenter Server でライセンスを割り当てるには、vSphere 環境内の複数のアセットにライセンスを割り当てる方法を参照してください。
- 複数のドメインで使用されているライセンス キーを独立したライセンス キーに分割して、ドメインごとにライセンス キーが 1 つ存在するようにできます。ライセンス キーを分割するには、http://kb.vmware.com/kb/2006972 にある VMware ナレッジベースの記事を参照してください。元のライセンス キーを分割した後の各ライセンス キーに含まれるキャパシティを判別するにはvSphere ライセンス情報の表示とエクスポートを参照して、各ドメインの vCenter Server のライセンス キーの使用量を確認してください。
作成された各ライセンス キーをそれぞれ異なるドメインに追加して、元のライセンス キーによってライセンスが付与されていたアセットに vCenter Server から割り当てることができます。ライセンスを作成するには、vSphere Client で新しいライセンスを作成する方法を参照してください。複数のアセットにライセンスを割り当てるには、vSphere 環境内の複数のアセットにライセンスを割り当てる方法を参照してください。
すべてのアセットに異なるライセンスを割り当てたら、vCenter Server を使用して、有効でなくなった元のライセンス キーをすべてのドメインから削除できます。vSphere Client でライセンスを削除する方法を参照してください。