vSphere では、VMDK を WSFC の共有ディスク リソースとしてクラスタリングされたデータストアで使用することがサポートされています。VMDK を使用すると、pRDM と比較して仮想ディスクを管理するオーバーヘッドが軽減されます。

Microsoft クラスタリング サービスでは、SCSI-3 Pr コマンドを使用して、クラスタリングされたディスク リソースへのアクセスを調整します。これらのコマンド (PR-IN および PR-Out) は、データストアの VSCSI レイヤーでエミュレートされます。この機能を利用するには、データストアの観点からのサポートが必要です。クラスタリングされた VMDK をホストするように構成されたデータストアは、本ドキュメントでは「クラスタリングされた VMDK データストア」と呼びます。

vSphere 8.0 U2 では、クラスタ VMDK および Windows Server 2022 以降の WSFC を使用する新しい構成で NVMe 仮想アダプタがサポートされます。

vSphere 8.0 U3 では、VMFS VMDK は PVSCSI/NVME コントローラを使用して NVMe TCP アレイのストレージもサポートします。