新しい VMFS6 データストアを作成するとき、クラスタ VMDK サポートを有効にできます。また、既存の VMFS6 データストアでクラスタ VMDK を有効にすることもできます。
クラスタ VMDK サポートを有効にする前に、データストアに接続されているすべてのホストが ESXi 7.0 以降を使用し、vCenter Server 7.0 以降で管理されていることを確認します。データストアでクラスタ VMDK フラグを無効または有効にしている間は、データストアに接続されているすべてのホストを同じ vCenter Server で管理する必要があります。クラスタ VMDK フラグを有効または無効にすると、バージョン 7.0 以降の任意の vCenter Server でホストを管理できます。
NVMe FC データストアは、vSphere 8.0 以降でクラスタ VMDK を有効にすることができます。vSphere 8.0 U2 では、クラスタ VMDK および Windows Server 2022 以降の WSFC を使用する新しい構成で NVMe 仮想アダプタがサポートされます。vSphere 8.0 U3 以降では、NVMe TCP データストアがサポートされます。
手順
- ホスト、クラスタ、データセンターなど、データストアの有効な親オブジェクトであるインベントリ オブジェクトに移動し、[データストア] タブをクリックします。
- 親オブジェクトを右クリックし、[新規データストアの作成] を選択します。
- [新規データストア] 画面で、属性 [クラスタ VMDK のサポート] が はい に設定されているデバイスを選択します。VMFS6 バージョンのデータストアを作成します。
- データストアが作成されたら、[データストアの設定] タブに移動します。
- [全般] の [データストアの機能] セクションに移動します。[クラスタ VMDK] の 有効化 ボタンをクリックします。
- 有効にした後は、[無効化] ボタンを使用してクラスタ VMDK を無効にできます。データストアでクラスタ VMDK を使用している WSFC 仮想マシンがあると、無効化は機能しません。データストア上に共有ディスクを持つすべての仮想マシンをパワーオフする必要があります。