複数の物理 ESXi ホストにまたがる仮想マシンのクラスタ(筐体間クラスタ (CAB))は、クラスタ ノードを別々のESXiホストに置くことで、物理 ESXi ホストでのソフトウェアやハードウェアの障害に対する保護になります。この構成には、クラスタリングされたディスク リソース用の共有ストレージが必要です。

次の図に、筐体間クラスタの構成を示します。

  • 2 台の異なる ESXiホストにある 2 台の仮想マシンが WSFC を実行しています。
  • 各仮想マシンでは、プライベート ハートビート用のプライベート ネットワーク接続とパブリック ネットワーク接続を共有しています。
  • 各仮想マシンは、共有ストレージに接続されています。
注: 複数の物理ホストにまたがる仮想マシンのクラスタでは、共有ディスクを物理モードまたは vVol(vSphere 6.7 以降を使用)にすることができます。vSphere 7.0 以降を使用した VMFS VMDK を使用できます。RDM または vVol を共有ディスクとして使用する場合は、ファイバ チャネル (FC) SAN、FCoE、または iSCSI で使用できます。VMFS VMDK を共有ディスクとして使用する場合、FC SAN でのみ使用する必要があります。クラスタリングされたディスクには、同種のディスク セットが必要です。つまり、FC SAN による構成が完了したら、すべてのクラスタ ディスクは FC SAN のみにする必要があります。混在モードはサポートされません。
図 1. 複数のホスト間でクラスタリングされた仮想マシン

複数のホスト間での仮想マシンのクラスタリング
注: Windows Server 2012 以降のシステムでは、最大 5 台のノード(仮想マシン)がサポートされます。サポートしているゲスト OS については、 クラスタリングのその他の要件と推奨事項 を参照してください。
注: プライベートおよびパブリック ネットワークの相互接続では、1 台の仮想マシン内の 1 つの仮想 NIC を共有できます。

筐体間クラスタ モデルを拡張し、複数の ESXi ホストに複数の仮想マシンを配置できます。たとえば、それぞれ 2 台の物理マシンで構成されるクラスタ 3 つを、それぞれ 4 台の仮想マシンを搭載した 2 台の ESXi ホストに統合できます。