Tanzu Kubernetes Grid のアーキテクチャと、スーパーバイザーおよびそのコンポーネントとの統合方法を確認します。また、Tanzu Kubernetes Grid クラスタのネットワークとストレージの仕組み、および Tanzu Kubernetes Grid の高可用性とそれをサポートするスーパーバイザーのデプロイについても説明します。 次に参照するドキュメント Tanzu Kubernetes Grid アーキテクチャTanzu Kubernetes Grid により、Tanzu Kubernetes Grid クラスタのライフサイクルをセルフサービスで管理できるようになります。Tanzu Kubernetes Grid を使用して Tanzu Kubernetes Grid クラスタを作成して管理する際は、Kubernetes のオペレータや開発者になじみのある、宣言による方法を使用します。 Tanzu Kubernetes Grid クラスタ ネットワークTanzu Kubernetes Grid によってプロビジョニングされた Tanzu Kubernetes Grid クラスタでは、Antrea(デフォルト)と Calico の 2 つの CNI オプションがサポートされています。いずれも、クラスタのポッド、サービス、および Ingress 用のネットワークを提供するオープンソース ソフトウェアです。 Tanzu Kubernetes Grid クラスタのストレージTanzu Kubernetes Grid クラスタには、スーパーバイザー 名前空間で実行されるその他のコンポーネントおよびワークロードとして、パーシステント ストレージが必要です。 Tanzu Kubernetes Grid クラスタの高可用性3 つの vSphere Zone スーパーバイザー にデプロイされている Tanzu Kubernetes Grid クラスタに可用性を提供することができます。vSphere Zone は vSphere クラスタにマッピングされます。つまり、スーパーバイザー を 3 つの vSphere Zone にデプロイすると、基盤となる 3 つすべての vSphere クラスタのリソースが使用されます。これにより、Tanzu Kubernetes Grid クラスタ内で実行中の Kubernetes ワークロードが、vSphere クラスタ レベルの障害から保護されます。単一ゾーン デプロイでは、Tanzu Kubernetes Grid クラスタの高可用性は、vSphere HA によって ESXi ホスト レベルで提供されます。 Tanzu Kubernetes Grid 認証さまざまな認証メカニズムと Tanzu Kubernetes Grid クラスタでのそれらの使用方法について説明します。