vSphere IaaS control plane では、サービス エンジン グループとして [Default-Group] が使用されます。必要に応じて、グループ内に [Default-Group] サービス エンジンを構成して、vCenter Server 内のサービス エンジン仮想マシンの配置と数を定義することができます。NSX Advanced Load Balancer Controller が Enterprise モードになっている場合は、高可用性を構成することもできます。vSphere IaaS control plane では、[Default-Group] サービス エンジンのみがサポートされています。他のサービス エンジン グループを作成することはできません。
フェイルオーバーの場合に十分なキャパシティをプロビジョニングする方法については、『Avi ドキュメント』を参照してください。
手順
固定ルートの構成
デフォルト ゲートウェイを構成すると、サービス エンジンはワークロード ネットワーク上のプール サーバにトラフィックをルーティングできるようになります。データ ネットワーク ゲートウェイの IP アドレスをデフォルト ゲートウェイとして構成する必要があります。サービス エンジンは、データ ネットワークの DHCP からデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを取得しません。サービス エンジンがワークロード ネットワークおよびクライアント IP アドレスにトラフィックを適切にルーティングできるように、スタティック ルートを構成する必要があります。
手順
仮想 IP ネットワークの構成
データ ネットワークの仮想 IP アドレス (VIP) サブネットを構成します。仮想サービスが特定の VIP ネットワークに配置されている場合に使用する VIP 範囲を構成できます。サービス エンジンに対して DHCP を構成できます。DHCP が使用できない場合は、必要に応じて、該当するネットワーク上のサービス エンジン インターフェイスに割り当てられる IP アドレス プールを構成できます。vSphere IaaS control plane では、単一の VIP ネットワークのみがサポートされています。
手順
結果
例
Primary Workload Network
ネットワークには、検出されたネットワークが
10.202.32.0/22
として、構成されたサブネットが
10.202.32.0/22 [254/254]
としてそれぞれ表示されます。これは、254 の仮想 IP アドレスが
10.202.32.0/22
からのものであることを示します。サマリ ビューには、IP アドレス範囲
10.202.35.1-10.202.35.254
は一覧表示されません。
NSX Advanced Load Balancer のテスト
NSX Advanced Load Balancer 制御プレーンをデプロイして構成したら、その機能を確認します。