vSphere IaaS control plane では、ホスト トランスポート ノードのトラフィックに vSphere 8.0 Virtual Distributed Switch (VDS) を使用する必要があります。vSphere IaaS control plane のホスト トランスポート ノードのトラフィックには、NSX VDS (N-VDS) を使用できません。
Distributed Switch は必須
vSphere IaaS control plane では、同一の Distributed Switch 上にある vSphere トラフィックと NSX トラフィックの両方をサポートする統合 Distributed Switch が必要です。vSphere および NSX の以前のリリースでは、vSphere トラフィック用に 1 台の Distributed Switch(または VSS)と、NSX トラフィック用に 1 台の N-VDS があります。この構成は、vSphere IaaS control plane ではサポートされていません。N-VDS を使用してワークロード管理を有効にすると、vCenter Server クラスタに互換性がないことが報告されます。詳細については、『ワークロード管理有効化クラスタの互換性エラーのトラブルシューティング』を参照してください。
統合 Distributed Switch を使用するには、vCenter Server を使用して vSphere 8.0 Distributed Switch を作成し、ESXi ホストをトランスポート ノードとして準備する際に NSX でこの Distributed Switch を指定します。vCenter Server 側への VDS-DSwitch の配置のみでは不十分です。トランスポート ノード プロファイルの作成のトピックに記載されているとおり、VDS-DSwitch 8.0 は次のように NSX トランスポート ノード プロファイルを使用して構成する必要があります。
以前のバージョンから vSphere 8.0 および NSX 4.x にアップグレードした場合は、各 ESXi トランスポート ノードから N-VDS をアンインストールして、各ホストを Distributed Switch で再構成する必要があります。ガイダンスについては、VMware グローバル サポート サービスにお問い合わせください。