トランスポート ゾーンは、特定のネットワークを使用できるホストおよび仮想マシンを示します。トランスポート ゾーンは、1 つ以上のホスト クラスタにまたがることができます。
vSphere 管理者は、デフォルトのトランスポート ゾーンを使用するか、次のトランスポート ゾーンを作成します。
- スーパーバイザー 制御プレーンの仮想マシンによって使用されるオーバーレイ トランスポート ゾーン。
- 物理ネットワークへのアップリンクに使用する NSX Edge ノードの VLAN トランスポート ゾーン。
手順
結果
ホストのトンネル エンドポイント IP アドレス用の IP アドレス プールの作成
ESXi ホストのトンネル エンドポイント (TEP) の IP アドレス プールを作成します。TEP は、オーバーレイ フレームの NSX のカプセル化を開始および終了する ESXi ホストを識別するために、外部 IP ヘッダーで使用されるソース IP アドレスとターゲット IP アドレスです。TEP の IP アドレスには、DHCP を使用するか、手動で設定した IP アドレス プールを使用できます。
手順
- NSX Manager にログインします。
- の順に選択します。
- 次の IP アドレス プールの詳細を入力します。
オプション 説明 名前と説明 IP アドレス プール名と、必要に応じて説明を入力します。 例えば、
ESXI-TEP-IP-POOL
です。IP アドレス範囲 IP アドレスの割り当ての範囲を入力します。 たとえば、
192.23.213.158 - 192.23.213.160
。ゲートウェイ ゲートウェイ IP アドレス を入力します。 たとえば、
192.23.213.253
です。CIDR ネットワーク アドレスを CIDR 表記で入力します。 たとえば、
192.23.213.0/24
です。 - [追加] および [適用] クリックします。
結果
Edge ノード用の IP アドレス プールの作成
Edge ノード用の IP アドレス プールを作成します。TEP アドレスはルーティング可能である必要はありません。Edge TEP がホスト TEP と通信できる任意の IP アドレス指定スキームを使用できます。
手順
- NSX Manager にログインします。
- の順に選択します。
- 次の IP アドレス プールの詳細を入力します。
オプション 説明 名前と説明 IP アドレス プール名と、必要に応じて説明を入力します。 例えば、
EDGE-TEP-IP-POOL
です。IP アドレス範囲 IP アドレスの割り当ての範囲を入力します。 たとえば、
。192.23.213.1 - 192.23.213.10
.ゲートウェイ ゲートウェイ IP アドレス を入力します。 たとえば、
192.23.213.253
です。CIDR ネットワーク アドレスを CIDR 表記で入力します。 たとえば、
です。192.23.213.0/24
- [追加] および [適用] クリックします。
結果
作成した IP アドレス プールが [IP アドレス プール] 画面に表示されていることを確認します。
ホスト アップリンク プロファイルの作成
ホスト アップリンク プロファイルは、ESXi ホストから NSX セグメントへのアップリンクのポリシーを定義します。
手順
Edge アップリンク プロファイルの作成
アップリンク プロファイルを作成し、フェイルオーバーの順序チーミング ポリシーを追加して、Edge 仮想マシンのオーバーレイ トラフィックに対して 1 つのアップリンクが使用されるようにします。
手順
トランスポート ノード プロファイルの作成
トランスポート ノード プロファイルは、プロファイルが添付されている特定のクラスタ内のホストに NSX をどのようにインストールして構成するかを定義します。
前提条件
手順
クラスタ上の NSX の構成
NSX をインストールしてオーバーレイ TEP を準備するには、トランスポート ノード プロファイルを vSphere クラスタに適用します。
前提条件
手順
結果
NSX のインストールとオーバーレイ TEP の準備のために、以前に作成したトランスポート ノード プロファイルが vSphere クラスタに適用されます。