vSphere 管理者は、スーパーバイザー名前空間の作成、名前空間に対する CPU、メモリ、ストレージの制限の設定、権限の割り当て、およびクラスタの名前空間サービスのテンプレートとしての有効化を行うことができます。したがって、DevOps エンジニアはセルフ サービス方式でスーパーバイザー名前空間を作成し、その中にワークロードをデプロイすることができます。
セルフサービス名前空間の作成と構成のワークフロー
セルフサービス名前空間テンプレートの作成と構成
vSphere 管理者は、スーパーバイザー名前空間をセルフサービス名前空間テンプレートとして作成および構成することができます。DevOps エンジニアは、kubectl コマンド ラインを使用してスーパーバイザー名前空間を作成および削除できます。
前提条件
vSphere IaaS control plane でクラスタを設定します。
手順
結果
名前空間テンプレートが構成され、アクティブな状態になっています。vSphere 管理者としてテンプレートを編集できます。DevOps エンジニアは、テンプレートを使用して名前空間を作成できます。
セルフサービス名前空間の無効化
vSphere 管理者は、クラスタのセルフサービス名前空間を無効にできます。
セルフサービス名前空間テンプレートを無効にすると、DevOps エンジニアはテンプレートを使用してクラスタに新しい名前空間を作成できなくなります。自分が作成した名前空間を削除することはできます。
手順
セルフサービス名前空間の作成
DevOps エンジニアはセルフサービス名前空間を作成し、その中でワークロードを実行することができます。名前空間を作成した後で、他の DevOps エンジニアと共有したり、不要になった場合に削除したりできます。
前提条件
- vSphere 管理者がクラスタにセルフサービス名前空間テンプレートを作成し、有効にしたことを確認します。セルフサービス名前空間テンプレートの作成と構成を参照してください。
- セルフサービス名前空間テンプレートの権限リストに、自分が個別に、またはグループのメンバーとして追加されていることを確認します。
- スーパーバイザー 制御プレーンの IP アドレスを取得します。
手順
注釈とラベルを含むセルフサービス名前空間の作成
DevOps エンジニアは、kubectl コマンド ラインを使用して、注釈とラベルを含むセルフサービス名前空間を作成できます。
DevOps エンジニアは、ユーザー定義の注釈とラベルを含む YAML マニフェストを使用できます。
手順
kubectl annotate および kubectl label を使用したセルフサービス名前空間の更新
DevOps エンジニアは、kubectl annotate
コマンドと kubectl label
コマンドを使用して、セルフサービス名前空間の注釈とラベルを更新または削除できます。
前提条件
手順
kubectl edit を使用したセルフサービス名前空間の更新
DevOps エンジニアは、kubectl edit
コマンドを使用してセルフサービス名前空間を更新できます。
前提条件
手順
セルフサービス名前空間の削除
DevOps エンジニアは、自分が作成したセルフサービス名前空間を削除できます。
前提条件
kubectl 向けの vSphere プラグイン を使用して、セルフサービス名前空間が作成されていることを確認します。