OIDC ユーザーの TKG 2.0 クラスタ アクセスを構成するには、外部 ID プロバイダのユーザーおよびグループに対し vSphere 名前空間 を構成します。
外部 ID プロバイダのユーザーおよびグループに対する vSphere 名前空間 権限の構成
スーパーバイザー の TKG 2.0 クラスタは、
vSphere 名前空間 にプロビジョニングされます。外部 OIDC プロバイダを
スーパーバイザー に登録したら、外部 OIDC プロバイダのユーザーおよびグループのロール権限を使用して
vSphere 名前空間 を構成します。このアクションにより、その
vSphere 名前空間 の各 TKG 2.0 クラスタで外部 OIDC プロバイダに対しロール バインドが作成されます。既存の
vSphere 名前空間 がある場合は、ロール バインドが更新されます。
注: 外部 ID プロバイダを
スーパーバイザー に登録すると、その
スーパーバイザー で作成されたすべての TKG 2.0 クラスタが、Pinniped コンポーネントを介して外部 ID プロバイダで自動的に構成されます。
- 外部 ID プロバイダを スーパーバイザー に登録します。
スーパーバイザー への外部 IDP の登録を参照してください。
- 1 つ以上の TKG クラスタについて、vSphere 名前空間 を作成するか既存の vSphere 名前空間 を選択します。
TKG サービス クラスタをホストするための vSphere 名前空間 の作成を参照してください。
- vSphere 名前空間 のユーザーとロールを構成します。
ID ソースとして外部 OIDC プロバイダを選択し、ユーザーを追加してロールを割り当てます。
- [vSphere 名前空間] を選択します。
- の順に選択します。
- [ID ソース]:スーパーバイザー に登録した外部 ID プロバイダを選択します。
外部 ID プロバイダの登録に使用した [プロバイダ名] がドロップダウン メニューに表示されます。表示されない場合は、構成を確認します。
- [ユーザー/グループ検索]:ユーザー名またはグループ名を入力します。テキスト入力は自由形式の文字列です。
外部 ID プロバイダのユーザーとグループは vCenter Server と同期されていないため、選択できません。文字列値(通常はメール アドレス)を入力する必要があります。プリフィックスがないため、たとえば「[email protected]」と入力できます。
- [ロール]:ロールとして [表示可能] または [編集可能] を選択して、ユーザーまたはグループをロールに割り当てます。
注: 所有者ロールは、外部 ID プロバイダでは使用できません。
- vSphere 名前空間 の構成を完了します。
TKG サービス クラスタ向けの vSphere 名前空間 の構成を参照してください。