バージョン 4.5 以降では、完全な Photon OS アップデートを含む .iso イメージを使用することで vCloud Usage Meter アプライアンスをアップグレードできます。

vCloud Usage Meter 4.5 は、 vCloud Usage Meter 4.x 上でインプレース アップグレードとして、または vCloud Usage Meter 3.6.x 上で新しいアプライアンスとしてインストールできます。 vCloud Usage Meter 4.5 アプライアンスをデプロイした後、必要に応じて、移行元の vCloud Usage Meter 3.6.x アプライアンスから移行先の vCloud Usage Meter 4.5 アプライアンスに製品構成データを移行することもできます。
注: 月次製品使用量データの自動集計とレポート作成を行うには、バージョン 4.5.x への正常なアップグレードの後に、ソース vCloud Usage Meter アプライアンスのスナップショットに戻さないことを推奨します。

vCloud Usage Meter 3.6.x から移行する場合は、vCloud Usage Meter 4.5 への移行が完了した後に表示される契約に同意する必要があります。

全期間にわたって古いアプライアンスと新しいアプライアンスの両方を並行して実行する場合は、Commerce Portal で、vCloud Usage Meter 4.5 インスタンスを [テスト] モードに設定します。vCloud Usage Meter 4.5 インスタンスの製品使用量データは引き続き収集および集計され、参照することができます。詳細については、ナレッジベースの記事https://kb.vmware.com/s/article/82529?lang=en_USを参照してください。

さらに、レポート作成のために vCloud Usage Meter 4.5 を有効にする場合は、Commerce Portal で、vCloud Usage Meter 4.5 インスタンスのモードを [テスト] から [本番] に更新し、vCloud Usage Meter 3.6.x アプライアンスをシャットダウンしてバックアップします。vCloud Usage Meter 3.6.x インスタンスからのバックアップは、36 か月間保持する必要があります。

VMware Cloud Provider Program では、サービス プロバイダが現在の月から 36 か月前までの製品使用量データを保持することが規定されています。

vCloud Usage Meter アプライアンスをアップグレードするには、VMware が提供する公式の vCloud Usage Meter アップデートのみをインストールする必要があります。