vCloud Usage Meter は、vSphere Web Client を使用してデプロイする仮想アプライアンスです。仮想アプライアンスを設定するには、必要なパスワードを設定し、ネットワークを構成し、計測用の vCenter Server インスタンスを追加する必要があります。

アプリケーションを使用できるユーザーを管理するためには、LDAP 認証を設定します。

データ セットのサイズ、および vCloud Usage Meter が計測する vCenter Server インベントリのサイズは、使用量データ収集の速度に影響します。大規模なデータ セットおよび vCenter Server インベントリの場合は、2 台以上の vCloud Usage Meter アプライアンスのデプロイを検討します。複数の仮想アプライアンスから報告されるデータを VMware Cloud Provider Program アグリゲータ向けの月次レポートに統合できます。

設定の問題を回避し、製品を正確に計測するために、vCloud Usage Meter の日時を計測される製品の日時と同期する必要があります。ベスト プラクティスとして、vCloud Usage Meter アプライアンスと計測される製品には、同じ NTP サーバを使用します。

オフライン レポート

デフォルトでは、収集された製品使用量データを自動的に報告するには、 vCloud Usage MetervCloud Usage Insight への送信専用 HTTPS 接続が必要です。隔離されたネットワーク環境で送信インターネット接続を使用せずに vCloud Usage Meter を実行するには、アプライアンスをオフライン モードで実行する必要があります。その後、製品使用量データを収集するために vCloud Usage Meter を有効にします。レポート月の最後に、 vCloud Usage Meter Web インターフェイスを使用して手動で製品使用量レポートをダウンロードし、 vCloud Usage Insight にアップロードします。