vCloud Usage Meter では、ユーザー ラベルを vCenter Server および VMware Cloud Director インベントリ内の特定のオブジェクトにリンクすることで、顧客ルールを追加できます。顧客ルールを作成する場合は、製品に応じてオブジェクト タイプが異なります。
オブジェクト タイプの定義
オブジェクト タイプは、特定の顧客のアクティビティを計測およびレポートするために役立ちます。
インベントリのオブジェクト タイプ | 定義 |
---|---|
vCenter Server | 一意の ID で識別される vCenter Server。すべてのオブジェクト タイプを保持します。 |
vCenter Server クラスタ | 仮想環境でのサーバ グループ。 |
データセンター | vCenter Server に必要な構造。ここにホストとそれらに関連付けられた仮想マシンが追加されます。 |
ホスト | 仮想化またはその他のソフトウェアがインストールされている物理コンピュータ。 |
リソース プール | インベントリに含まれる仮想マシン間の割り当て管理に使用される、コンピューティング リソースの区分。 |
フォルダ | 同じタイプでグループ化されたオブジェクト。たとえば、フォルダに共通の権限セットを適用することができます。これらの権限は、フォルダ内でグループ化されているすべてのオブジェクトに適用されます。 |
VMware Cloud Director | 一意の ID で識別される VMware Cloud Director。すべてのオブジェクト タイプを保持します。 |
VMware Cloud Director 組織 | ユーザー、グループ、およびコンピューティング リソースのコレクションの管理単位。 |
顧客ルールを使用して vCloud Usage Meter から報告される製品とバンドル
vCloud Usage Meter は、ユーザーの月次使用量レポートで次の製品とバンドルを報告します。
- VMware vCloud SP Core バンドル(Flex Core)
- Cloud Foundation for SDDC Manager
- Tanzu Basic
- Tanzu Standard
- vRealize Operations Standard アドオン
- vRealize Operations Advanced アドオン
- vRealize Operations Enterprise アドオン
- vRealize Network Insight Advanced アドオン
- vRealize Network Insight Enterprise アドオン
- NSX DC SP Professional
- NSX DC SP Advanced
- NSX DC SP Enterprise+
- NSX Enterprise
- vRealize Operations Standard
- vRealize Operations Advanced
- vRealize Operations Enterprise
- vRealize Network Insight Advanced
- vRealize Network Insight Enterprise
注: ユーザーの月次使用量レポートでは、
vCloud Usage Meter は他のすべての製品とバンドル、タグ付けされていない使用量、端数を
[No Customer Label] として報告します。