vCloud Usage Meter アプライアンスには、ローカル LDAP ネーム サービス デーモンが付属しています。外部 Active Directory サービスを介して ID 管理サービスと認証サービスを提供するには、Active Directory 接続構成のプロパティと追加プロパティを使用して /etc/nslcd.conf ファイルを編集します。Active Directory とローカル ユーザー アカウントの両方を介して認証する場合は、ローカルの Name Service Switch を構成します。
手順
- vCloud Usage Meter コンソールに usagemeter としてログインします。
- ローカル LDAP ネーム サービス デーモンを再構成します。
- /etc フォルダに移動します。
cd /etc
- nslcd.conf ファイルを開いて編集します。
sudo vi nslcd.conf
- Active Directory 接続プロパティを追加します。
uri ldap://ldap.acme.com base dc=acme,dc=com binddn <your username>@acme.com bindpw <your AD password>
- Active Directory マッピングを構成します。
# Mappings for Active Directory referrals off idle_timelimit 800 filter passwd (&(objectClass=user)(objectClass=person)(!(objectClass=computer))) map passwd uid cn
- /etc/nslcd.conf ファイルを保存します。
:wq!
- nslcd サービスを再起動します。
sudo systemctl restart nslcd
- /etc フォルダに移動します。
- Name Service Switch のソースとして Active Directory を有効にします。
- /etc/nsswitch.conf ファイルを開いて編集します。
sudo vi nsswitch.conf
- 少なくとも passwd、group、および shadow タイプをローカルで検索した後に、LDAP をソースとして追加します。
passwd: files ldap group: files ldap shadow: files ldap
- /etc/nsswitch.conf ファイルを保存します。
:wq!
- /etc/nsswitch.conf ファイルを開いて編集します。