Cloud Assemblyの拡張性アクションで使用される Node.js スクリプトと依存関係を含む ZIP パッケージを作成できます。

拡張性アクション用のスクリプトを作成するには、次の 2 つの方法があります。

  • Cloud Assembly の拡張性アクション エディタでスクリプトを直接記述する。
  • ローカル環境でスクリプトを作成し、関連する依存関係とともに ZIP パッケージに追加する。

ZIP パッケージを使用すると、Cloud Assembly にインポートして拡張性アクションで使用できる、アクション スクリプトと依存関係の事前構成済みテンプレートをカスタムで作成できます。

さらに、ZIP パッケージは、環境でインターネット アクセスが利用できない場合など、アクション スクリプトの依存関係に関連付けられているモジュールを Cloud Assembly サービスで解決できないシナリオで使用できます。

また、パッケージを使用して、複数の Node.js スクリプト ファイルを含む拡張性アクションを作成することもできます。複数のスクリプト ファイルを使用すると、拡張性アクション コードの構造を編成するのに役立ちます。

手順

  1. ローカル マシンで、アクション スクリプトと依存関係用のフォルダを作成します。
    たとえば、 /home/user1/zip-action です。
  2. メインの Node.js アクション スクリプトをフォルダに追加します。
    たとえば、 /home/user1/zip-action/main.jsです。
  3. (オプション) Node.js スクリプトの依存関係をフォルダに追加します。
    1. スクリプト フォルダに依存関係を含む package.json ファイルを作成します。「package.json ファイルの作成」および「package.json ファイルでの dependencies と devDependencies の指定」を参照してください。
    2. コマンドライン シェルを開きます。
    3. アクション スクリプトと依存関係用に作成したフォルダに移動します。
      cd /home/user1/zip-action
    4. 次のコマンドを実行して、package.json ファイルをスクリプト フォルダにインストールします。
      npm install --production
      注: このコマンドにより、フォルダ内に node_modules ディレクトリが作成されます。
  4. 割り当てられたフォルダで、スクリプト要素と node_modules ディレクトリ(該当する場合)を選択して、ZIP パッケージに圧縮します。
    注: スクリプトおよび依存関係要素は両方とも、ZIP パッケージのルート レベルに保存する必要があります。Linux 環境で ZIP パッケージを作成すると、パッケージのコンテンツがルート レベルに保存されないという問題が発生することがあります。この問題が発生した場合は、コマンドライン シェルで zip -r コマンドを実行して、パッケージを作成してください。
    cd your_script_and_dependencies_folder
    zip -r ../your_action_ZIP.zip *

次のタスク

ZIP パッケージを使用して、拡張性アクション スクリプトを作成します。 拡張性アクションの作成方法を参照してください。