Cloud Assembly を使用すると、拡張性サブスクリプションで使用する拡張性アクションを作成できます。

拡張性アクションは、ユーザー定義のスクリプト コードとアクション テンプレートを使用してアプリケーション ライフサイクルを拡張するための、高度にカスタマイズ可能な、軽量で、柔軟な方法です。アクション テンプレートには、拡張性アクションの基盤を設定するのに役立つ事前定義済みパラメータが含まれています。

拡張性アクションを作成するには、次の 2 つの方法があります。

Amazon Web Services を FaaS プロバイダとして使用する拡張性アクションを作成するための手順を以下で説明します。

前提条件

  • 有効かつアクティブなプロジェクトのメンバーシップであること。
  • Lambda 機能に Amazon Web Services ロールを設定済みであること。たとえば、AWSLambdaBasicExecutionRole です。
  • クラウド管理者ロールまたは iam:PassRole 権限が有効になっていること。

手順

  1. [拡張性] > [ライブラリ] > [アクション] の順に選択します。
  2. [新しいアクション] をクリックします。
  3. アクションの名前を入力し、プロジェクトを選択します。
  4. (オプション) アクションの説明を追加します。
  5. [次へ] をクリックします。
  6. アクション テンプレートを検索して選択します。
    注: アクション テンプレートを使用せずにカスタム アクションを作成する場合は、 [カスタム スクリプト] を選択します。
    設定可能な新規パラメータが表示されます。
  7. [スクリプトの記述] または [パッケージのインポート] を選択します。
  8. アクションのランタイムを選択します。
  9. アクションのエントリ ポイントに [メインの関数] の名前を入力します。
    注: ZIP パッケージからインポートされたアクションの場合、メインの関数には、エントリ ポイントを含むスクリプト ファイルの名前も含める必要があります。たとえば、メイン スクリプト ファイルのタイトルが main.py で、エントリ ポイントが handler (context, inputs) の場合、メインの関数の名前は main.handler にする必要があります。
  10. アクションの入力パラメータと出力パラメータを定義します。
  11. (オプション) シークレットまたは拡張性アクション定数をデフォルトの入力に追加します。
    注: シークレットおよび拡張性アクション定数の詳細については、 拡張性アクションで使用するシークレットを作成する方法および 拡張性アクション定数の作成方法を参照してください。
  12. (オプション) アクションにアプリケーションの依存関係を追加します。
    注: PowerShell スクリプトでは、アプリケーションの依存関係を定義して、PowerShell Gallery リポジトリに対して解決できるようにします。アプリケーションの依存関係を定義して、パブリック リポジトリから解決できるようにするには、次の形式を使用します。
    @{
                    Name = 'Version'
     }
     
     e.g.
     
    @{
        Pester = '4.3.1'
    }
    
    注: ZIP パッケージからインポートされたアクションの場合は、アプリケーションの依存関係は自動的に追加されます。
  13. タイムアウトとメモリ制限を定義するには、[カスタムのタイムアウトと制限の設定] オプションを有効にします。
  14. アクションをテストするには、[保存] をクリックしてから [テスト] をクリックします。

次のタスク

拡張性アクションが作成されて検証されたら、それをサブスクリプションに割り当てることができます。
注: 拡張性サブスクリプションでは、拡張性アクションの最新のリリース バージョンが使用されます。新しいバージョンのアクションを作成したら、エディタ ウィンドウの右上にある [バージョン] をクリックします。サブスクリプションで使用するバージョンのアクションをリリースするには、 [リリース] をクリックします。