ワークロード ドメインを使用するには、Cloud Assembly内で VMware Cloud Foundation (VCF) をクラウド アカウントとして構成します。
VCF クラウド アカウントを使用すると、VCF ワークロードを Cloud Assembly に組み込んで、ハイブリッド クラウド管理ソリューションを包括的に効率化することができます。Cloud Assembly には、VCF クラウド アカウントの構成画面を有効にするためのエントリ ポイントがいくつか用意されています。SDDC 統合の [ワークロード ドメイン] タブの [クラウド アカウントの追加] ボタンを使用してこの画面にアクセスすると、vCenter Server と NSX Manager の基本情報を含め、ワークロードが事前に選択されています。
前提条件
VMware SDDC Manager 4.1 以降のインスタンスをこのクラウド アカウントで使用するには、Cloud Assembly統合として構成する必要があります。詳細については、VMware SDDC Manager 統合の構成を参照してください。
手順
- の順に選択し、[クラウド アカウントの追加] をクリックします。
- VCF クラウド アカウントのタイプを選択して、[名前] と [説明] を入力します。
- このクラウド アカウントで使用する SDDC Manager インスタンスの FQDN と認証情報を入力します。
このアカウントで使用する SDDC Manager インスタンスを構成済みの場合は、この手順をスキップできます。
- この VCF クラウド アカウントで使用するワークロード ドメインを 1 つ以上選択します。
- vCenter Server と NSX に Cloud Foundation マネージド サービスの認証情報を使用するように Cloud Assembly を設定する場合は、[サービス認証情報の自動作成] を選択します。あとで、これらの認証情報を変更する場合は、VCF のメカニズムを使用してパスワードを管理する必要があります。
このオプションを選択した場合は、手順 7 と 8 をスキップできます。
- このクラウド アカウントに関連付けられている vCenter Server へのアクセスに必要な認証情報を入力します。
- VCF クラウド アカウントの認証情報を手動で入力する場合は、NSX Manager の見出しの下で、NSX 認証情報を入力します。Cloud Assembly で自動的に NSX 認証情報の作成と検証を行う場合は、[サービス認証情報の作成と検証] をクリックします。
- このクラウド アカウントに関連付けられている NSX-T ネットワークへのアクセスに必要な認証情報を入力します。
- 必要に応じて、NSX モードを選択します。
- [検証] をクリックして、SDDC Manager への接続を確認します。
- 必要に応じて、[構成] 見出しの下で、プロビジョニング先のデータセンターを選択します。選択したデータセンターのクラウド ゾーンを作成する場合は、チェックボックスをクリックします。
- タグ付けストラテジをサポートするタグを使用する場合は、機能タグを入力します。Cloud Assembly のリソースと展開を管理するためにタグを使用する方法およびタグ付けストラテジの作成を参照してください。
注: 機能タグが VMware Cloud Foundation クラウド アカウントに適用される場合、これらのタグは、基盤となる vCenter Server および NSX-T コンポーネントの展開には継承されません。回避策として、クラウド ゾーンなど、次のレベルでタグを適用できます。
- [保存] をクリックします。
結果
このクラウド アカウントでは、指定した SDDC Manager に関連付けられている特定のワークロード ドメインを Cloud Assemblyで使用できます。
vRealize Automationを使用して追加のワークロード ドメインを管理する場合は、ドメインごとにこの手順を繰り返します。
次のタスク
VCF クラウド アカウントを構成したら、メインのクラウド アカウント画面でアカウントを選択し、[クラウドのセットアップ] をクリックして、クラウドを構成する VMware Cloud Foundation クイックスタート ウィザードを開始します。
クイック スタート ウィザードの詳細については、『スタート ガイド』のVMware Cloud Foundation クイックスタートを使用して vRealize Automation を開始する方法を参照してください。