Cloud AssemblyvRealize Orchestrator 統合または拡張性アクションを使用すると、アプリケーションを拡張するためのサブスクリプションを作成できます。

拡張性サブスクリプションを使用すると、特定のライフサイクル イベントでワークフローまたはアクションをトリガして、アプリケーションを拡張できます。また、フィルタをサブスクリプションに適用して、指定したイベントのブール条件を設定することもできます。たとえば、ブール式が 'true' の場合にのみ、イベントおよびワークフローまたはアクションがトリガされるようにします。これは、イベント、アクション、またはワークフローがトリガされるタイミングを制御するのに役立ちます。

前提条件

  • クラウド管理者ユーザー ロールが割り当てられていることを確認します。
  • vRealize Orchestrator のワークフローを使用している場合:
    • 組み込みの vRealize Orchestrator クライアントのライブラリ、または任意の統合された外部 vRealize Orchestrator インスタンスのライブラリ。
  • 拡張性アクションを使用している場合:

手順

  1. [拡張性] > [サブスクリプション] の順に選択します。
  2. [新しいサブスクリプション] をクリックします。
  3. サブスクリプションの詳細を入力します。
  4. サブスクリプションの [組織の範囲] を設定します。
    注: 組織プロバイダとテナントに対する拡張性サブスクリプションの作成の詳細については、 プロバイダまたはテナント向け拡張性サブスクリプションの作成を参照してください。
  5. [イベント トピック] を選択します。
  6. (オプション) イベント トピックの条件を設定します。
    注: 条件は、JavaScript 構文式を使用して作成できます。この式には、 "&&" (AND)"||" (OR)"^" (XOR)"!" (NOT) などのブール演算子を使用できます。 “==" (equal to)"!=" (not equal to)">=" (greater than or equal)"<=" (less than or equal)">" (greater than)"<" (lesser than) などの算術演算子も使用できます。シンプルな式を基礎として複雑なブール式を構築できます。指定されたトピック パラメータに従ってイベントのペイロードにアクセスするには、 'event.data'、またはイベントのヘッダー プロパティ( sourceTypesourceIdentitytimeStampeventTypeeventTopicIdcorrelationTypecorrelationIddescriptiontargetTypetargetIduserNameorgId)のいずれかを使用します。
  7. [アクション/ワークフロー] で、拡張性サブスクリプションに対して実行可能な項目を選択します。
  8. (オプション) 必要に応じて、イベント トピックのブロック動作を構成します。
  9. (オプション) 拡張性サブスクリプションのプロジェクトの範囲を定義するには、[任意のプロジェクト] の選択を解除して、[プロジェクトの追加] をクリックします。
    注: サブスクリプションの組織の範囲が [任意のテナント組織] に設定されている場合、プロジェクトの範囲は常に [任意のプロジェクト] に設定され、変更できません。プロジェクトの範囲を変更できるのは、組織の範囲がプロバイダ組織に設定されている場合のみです。
  10. サブスクリプションを保存するには、[保存] をクリックします。

結果

サブスクリプションが作成されます。選択したイベント トピックで分類されたイベントが発生すると、リンク先の vRealize Orchestrator ワークフローまたは拡張性アクションが開始され、すべてのサブスクライバに通知されます。

次のタスク

サブスクリプションを作成したら、そのサブスクリプションをリンクして使用するためのクラウド テンプレートを作成または展開できます。また、Cloud Assembly 内の [拡張性] タブで、ワークフローまたは拡張性アクションの実行のステータスを確認できます。サブスクリプションに vRealize Orchestrator ワークフローが含まれている場合には、vRealize Orchestrator クライアントから実行とワークフロー ステータスを監視することもできます。