クラウド管理者は、vRealize Orchestrator ワークフローをカタログに追加できます。ワークフローは、単純なタスクまたは複雑なタスクを実行するために vRealize Orchestrator 内で作成されます。

ワークフローには、通常の入力パラメータに加えて、複合タイプを入力パラメータとして含めることができます。

vRealize Orchestrator 設定ワークフロー図

前提条件

  • 必要なタスクを実行できる vRealize Orchestrator ワークフローがあることを確認します。ワークフローの管理を参照してください。

手順

  1. vRealize OrchestratorCloud Assembly 統合を設定していない場合は、Service Broker で統合を追加できます。
    1. [インフラストラクチャ] > [接続] > [統合] の順に選択します。
    2. [統合の追加] をクリックしてから、[vRealize Orchestrator] をクリックします。
    3. コンテンツ ソースの作成時にこのインスタンスを識別するための名前を入力します。
    4. vRealize Orchestrator インスタンス の URL を入力します。
    5. [検証] をクリックします。
    6. [追加] をクリックします。
  2. ワークフローをインポートします。
    1. [コンテンツとポリシー] > [コンテンツ ソース] の順に選択します。
    2. [新規] をクリックし、[vRealize Orchestrator ワークフロー] をクリックします。
    3. コンテンツを共有するときに識別できるように、このコンテンツ ソースの [名前] を入力します。
    4. [追加] をクリックし、Service Broker で使用できるようにするワークフローを選択します。
    5. [作成してインポート] をクリックします。
  3. インポートしたワークフローをプロジェクトと共有します。
    1. [コンテンツとポリシー] > [ポリシー] > [定義] の順に選択して、新しいコンテンツ共有ポリシーを作成します。
    2. コンテンツ共有ポリシーの名前を入力します。
    3. [スコープ] リストで、ワークフローを展開できるユーザーを含むプロジェクトを選択します。
    4. [コンテンツの共有] セクションで [アイテムの追加] をクリックし、プロジェクト メンバーと共有するワークフローを 1 つ以上選択します。
      コンテンツ ソースからインポートされたすべてのアイテムを選択することも、個々のアイテムを選択することもできます。特定のワークフローのみを選択するには、[コンテンツ ソース] ドロップダウン メニューで [すべてのコンテンツ] を選択します。
    5. [ユーザー] セクションで、コンテンツへのアクセスを許可するユーザーとユーザー グループを選択します。
    6. [作成] をクリックします。
  4. 選択されたプロジェクトのメンバーがカタログからワークフローを使用できることを確認します。
    1. [使用] タブをクリックします。
    2. [プロジェクト] ドロップダウン メニューで、ワークフローを共有したプロジェクトを選択します。

      複数のプロジェクトを選択できます。

    3. [カタログ] 画面で、インポートされたワークフローを特定して、構成したプロジェクトが含まれていることを確認します。
    4. [申請] をクリックし、必要な情報を入力します。
    5. [送信] をクリックします。
    プロビジョニング プロセスが開始し、[展開] 画面が開いて現在の申請内容が一番上に表示されます。
  5. プロビジョニング プロセスを監視して、ワークフローが正常に実行されていることを確認します。
    1. [展開] > [展開] の順に選択し、展開された申請を探します。
    2. 正常に完了するまでカードのステータスを監視します。

結果

vRealize Orchestrator ワークフローが Service Broker にインポートされ、カタログを通じて共有されます。

次のタスク

  • 展開が失敗した場合は、展開名をクリックしてトラブルシューティングを開始します。Service Broker の展開に失敗した場合の対処を参照してください。Cloud Assembly クラウド管理者は、Cloud Assembly で、「VMware Cloud Assembly の使用と管理」のCloud Assembly の展開に失敗した場合の対処に示されているさらに広範なトラブルシューティングを実行できます。
  • 展開が存続できる期間を制御する場合は、リースを作成します。Service Brokerポリシーの設定を参照してください。
  • 申請時のユーザー入力の数を増やす、または減らすには、カスタム フォームを作成します。Service Broker アイコンと申請フォームのカスタマイズを参照してください。ワークフローにデータ グリッドが含まれている場合は、カスタム フォームの列 ID を変更しないでください。ワークフローで指定されている ID を使用してください。
  • 複数の vRealize Orchestrator インスタンスのワークフローを操作する方法については、VMware ソリューション アーキテクトから投稿されたこのブログを確認してください。