1 つ以上の vRealize Orchestrator 統合を設定して、ワークフローを拡張性およびクラウド テンプレートの一部として使用することができます。

vRealize Orchestrator 統合を使用して、クラウド拡張性プロキシのインスタンスを展開し、このインスタンスをクラウド テンプレートで使用する拡張性サブスクリプションおよび XaaS (Anything as a Service) 操作で使用できるようにします。この展開には、クラウド拡張性プロキシを展開してパワーオンした後に作成される、事前構成された vRealize Orchestrator 8.x インスタンスが含まれています。 vRealize Automation Cloud で外部 vRealize Orchestrator インスタンスを統合することはできません。
重要: 新しい SaaS 対応 vRealize Orchestrator 7.6 インスタンスの統合はサポートされなくなりました。既存の vRealize Orchestrator 7.6 SaaS の統合は引き続き動作しますが、これらの統合の構成を更新することはできません。これらの vRealize Orchestrator 7.6 SaaS の統合を新しい vRealize Orchestrator 8.x の統合に移行するには、 クラウド拡張性プロキシへの vRealize Orchestrator 7.6 SaaS インスタンスの移行を参照してください。
vRealize Automation CloudvRealize Orchestrator 統合では、vRealize Automation ライセンスを使用する外部 vRealize Orchestrator 展開と同じ機能を持つ Cloud Services Platform (CSP) 認証が使用されます。
注: vRealize Automation CloudvRealize Orchestrator 統合では、統合用のライセンス プロバイダの変更はサポートされていません。
vRealize Orchestrator でライセンス ベースの機能が使用可能かどうかの詳細については、『 VMware vRealize Orchestrator のインストールと構成』の「 ライセンスを使用した vRealize Orchestrator 機能の有効化」を参照してください。

前提条件

  • クラウド拡張性プロキシをダウンロードして展開します。クラウド拡張性プロキシのダウンロードと展開を参照してください。
  • 組織が Cloud Assembly サービスにアクセスできることを確認します。
  • クラウド管理者権限が付与されていることを確認します。vRealize Automation Cloud でクラウド アカウントを使用するために必要な認証情報を参照してください。
  • vRealize Orchestrator 統合に追加するユーザーに、Cloud Assembly 管理者または Cloud Assembly ユーザーのサービス ロールが割り当てられていることを確認します。vRealize Orchestrator 統合のユーザー ロールは Cloud Assembly のサービス ロールに基づいています。vRealize Orchestrator 統合の管理者権限を持つユーザーには、Cloud Assembly 管理者ロールが必要です。vRealize Orchestrator 統合のワークフロー開発者権限を持つユーザーには、Cloud Assembly ユーザー ロールが必要です。

手順

  1. [インフラストラクチャ] > [接続] > [統合] の順に選択します。
  2. [統合の追加] をクリックします。
  3. [vRealize Orchestrator] を選択します。
  4. vRealize Orchestrator 統合の名前を入力します。
  5. (オプション) vRealize Orchestrator 統合の説明を入力します。
  6. [vRealize Orchestrator URL] に、クラウド拡張性プロキシの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。
    たとえば、https:// my_extensibility_va_FQDN.com:443 のように入力します。
  7. [クラウド拡張性プロキシ]Cloud Assembly クラウド拡張性プロキシを追加します。
    複数の vRealize Orchestrator 統合でクラウド拡張性プロキシを共有することはできません。
  8. (オプション) vRealize Automation Cloud 更新トークンを入力します。
    注: 新しい更新トークンを生成するには、 [マイ アカウント] 画面の [API トークン] タブを使用します。更新トークンを入力すると、統合 vRealize Orchestrator 展開のクライアントから vRealize Automation Cloud Services にアクセスできます。
  9. 統合を確認するには、[検証] をクリックします。
  10. (オプション) 証明書情報の入力を求めるメッセージが表示された場合は、証明書情報を確認し、[受け入れる] をクリックします。
  11. (オプション) 機能タグを追加します。機能タグの詳細については、Cloud Assembly での機能タグの使用を参照してください。
    注: 機能タグを使用すると、複数の vRealize Orchestrator 統合を管理できます。 プロジェクトの制約を使用した複数の vRealize Orchestrator 統合の管理を参照してください。
  12. [追加] をクリックします。
    vRealize Orchestrator 統合が保存されます。
  13. 統合が設定され、ワークフローが追加されていることを確認するには、[拡張性] > [ライブラリ] > [ワークフロー] の順に選択します。

結果

vRealize Orchestrator 統合が作成されました。統合後、 vRealize Orchestrator サービスは、組織が Cloud Assembly サービスにアクセスできることを確認するサブスクリプション チェックを定期的に実行します。 Cloud Assembly サービスのサブスクリプションの有効期限が切れると、 vRealize Orchestrator 統合にアクセスできなくなります。

次のタスク

新しい統合で vRealize Orchestrator のコンテンツを作成および編集するには、https://your_extensibility_va_FQDN:443 に移動します。