リファレンス データベースを更新して、最新バージョンのリファレンス ライブラリを設定できます。リファレンス データベースは、手動で更新するか、自動更新機能を実行して更新できます。このリファレンス データベースはコスト計算の値を提供します。

リファレンス データベースは、自動更新または手動による方法で更新することができます。リファレンス データベースを更新するときに、VMware は vRealize Business for Cloudセットアップに関して集約された技術データを匿名で収集します。これには、以下が含まれます。
  • 財務データ - ユーザー インターフェイスを介してユーザーにより手動で挿入される IT コスト ドライバの原価。
  • vCenter Server中心のインフラストラクチャ データ - vCenter Server インベントリ内のサーバごとに、VMware は以下の詳細を収集します。
    • メーカー
    • CPU のタイプ
    • CPU のベンダー
    • CPU の説明
    • CPU コアの数
    • CPU パッケージの数
    • CPU GHz
    • CPU の数
    • メモリ
    • サーバ モデル名
    • 1 GB NIC の数
    • 10 GB NIC の数
    • 毎日のエネルギー消費量の平均(ジュール)
    • CPU 当たりのコア
注: : 環境に関連する個人情報は収集されません。収集されたデータは、Pretty Good Privacy (PGP) 暗号化および 2048 ビット RSA トークンを使用して暗号化されます。プライベート キーは安全なサーバに保存され、承認を受けたユーザー以外はアクセスできません。

前提条件

https://vrb-hub.vmware.com/manualupdate/welcome#/ に接続するポート 443 が vRealize Business for Cloud に対して開いていることを確認します。

手順

  1. vRealize Business for Cloud に管理者としてログインします。
    • https://vRealize_Automation_host_name/vcac/org/tenant_URLvRealize Automation 統合設定の場合)
    • https://vRealize_Business_for_Cloud_host_name/itfm-cloudvRealize Business for Cloud スタンドアロン設定の場合)
  2. [管理] タブをクリックします。
  3. [Business Management] をクリックします。
    vRealize Business for Cloud スタンドアロン設定の場合、この手順は無視します。
  4. [リファレンス データベースの更新] をクリックします。
    最新バージョンのリファレンス ライブラリが表示されます。
  5. リファレンス データベースを更新するには、次のいずれかの操作を実行します。
    • 自動更新が利用できる場合は、自動更新プロセスを実行します。
      1. [自動更新を実行します] リンクをクリックします。
      2. 法的効力のある契約書に同意し、データが VMware によってリファレンス データベース上で共有されることを承諾します。
        注: :
    • リファレンス データベースを手動で更新するには、[手動更新処理] リンクをクリックします。
      1. [ファイルの生成およびダウンロード] リンクをクリックします。暗号化された zip ファイルが、デフォルトのダウンロード フォルダに必要なデータとともにダウンロードされます。
      2. VMware カスタマ サポートに連絡し、生成した zip ファイルを提供してください。提供された情報に応じて、更新されたリファレンス コスト ファイルが生成されます。
      3. [参照] をクリックしてファイルを選択します。
      4. [完了] をクリックします。

結果

リファレンス データベースを更新します。
注: : リファレンス データベースの更新は一度で完了するものではありません。リファレンス データベースは定期的に更新され、VMware が更新を送信します。更新があると表示されたら、自動または手動の更新プロセスを実行してリファレンス データベースを更新する必要があります。