vRealize Business for Cloud は、すべての ESXi ホストをクラスタ構成に応じて分類します。クラスタ化されていない ESXi ホストは、サーバ モデル、CPU モデル、コア数、CPU 容量、メモリ サイズの 5 つのパラメータに基づいて分類されます。

手順

  1. vRealize Business for Cloudに管理者としてログインします。
    • https://vRealize_Automation_host_name/vcac/org/tenant_URLvRealize Automation 統合設定の場合)
    • https://vRealize_Business_for_Cloud_host_name/itfm-cloudvRealize Business for Cloud スタンドアロン設定の場合)
  2. [Business Management] をクリックします。
  3. [運用分析] を展開して、[プライベート クラウド (vSphere)] をクリックします。
  4. [使用率の編集] をクリックします。

結果

サーバ クラスタ テーブルでは、クラスタ構成に基づいた情報が提供されます。

表 1. サーバ クラスタ
カテゴリ 説明
タイプ クラスタ化されたグループか、またはクラスタ化されていないホストかを識別するアイコンが表示されます。
説明 クラスタの名前が表示されます。ESXi ホストがクラスタ化されていない場合、vRealize Business for Cloud はサーバ モデル、CPU モデル、コア数、CPU 容量、メモリ サイズを表示します。
データセンター名 サーバ クラスタが存在するデータセンターの名前を表示します。
サーバ クラスタに属するサーバの総数が表示されます。総数をクリックすると、サーバの IP アドレスと説明が表示されます。
容量の使用率 現在の月のクラスタの CPU および RAM のキャパシティ使用率が、GHz および GB 単位でそれぞれ表示されます。使用率は異なる色で表示されます。
  • 緑は使用されたキャパシティを表します
  • 白は割り当てられたキャパシティを表します
  • グレーは予約されていないキャパシティを表します
総コスト クラスタの総コストが表示されます。
CPU 予想使用率 CPU 予想使用率が表示されます。CPU 予想使用率は、設定が可能です。詳細については、ホストの CPU とメモリの予想使用率の設定を参照してください。
メモリ予想使用率 メモリ予想使用率が表示されます。メモリ予想使用率は、設定が可能です。詳細については、ホストの CPU とメモリの予想使用率の設定を参照してください。
基準レート 定義済みの CPU 予想使用率の値に応じて、vRealize Business for Cloud はクラスタの基準レートを計算し、CPU および RAM の情報をギガヘルツおよびギガバイト単位(ドル)で表示します。
未配賦コスト 未使用の CPU 容量と RAM 容量を、CPU と RAM の基準レートで乗算することで算出されます。計算式は次のとおりです。
unused capacity = total capacity - (used + reserved capacity).
注: : 容量の合計が使用済み容量と予約済み容量の合計よりも少ない場合は、未使用の容量にはゼロが表示されます。