クラウド プロキシを使用せずに、vRealize Log Insight サーバから vRealize Log Insight Cloud へログを転送するためのクラウド フォワーダを追加します。

クラウド転送を使用して、フィルタされたイベントまたはタグ付けされたイベントを vRealize Log Insight Cloud に送信します。クラウド転送を使用すると、異なるネットワークを介してログを統合し、最終的には vRealize Log Insight Cloud にデータを集中させることができます。

前提条件

スーパー管理者ユーザー、または関連する権限を持つロールに関連付けられたユーザーとして vRealize Log Insight の Web ユーザー インターフェイスにログインしていることを確認します。詳細については、ロールの作成および変更を参照してください。Web ユーザー インターフェイスの URL 形式は https://log-insight-host です。log-insight-hostvRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名です。

手順

  1. メイン メニューを展開し、[ログの管理] をクリックし、[クラウド転送] をクリックします。
  2. ""[新規フォワーダ] をクリックして次の情報を入力します。
    オプション 説明
    名前 クラウド フォワーダの一意の名前。
    注: フォワーダに名前を割り当てた後に、その名前を変更することはできません。
    クラウド チャネル クラウド フォワーダで使用するクラウド チャネルを選択します。詳細については、クラウド チャネルの追加を参照してください。
    タグ オプションで、事前定義済みの値を持つタグ ペアを追加します。タグを使用すると、ログを簡単にクエリできます。複数のカンマ区切りのタグを追加できます。
    フィルタ vRealize Log Insight Cloud に転送するログを制御します。

    静的フィールドおよび制約を選択して、目的のログを定義します。フィルタを選択しない場合は、すべてのログが転送されます。[[ログの確認] ページで実行] をクリックして、作成しているフィルタの結果を表示できます。

    クラウド フォワーダでのフィルタの使用については、[ログの確認] でのログ管理フィルタの使用を参照してください。

  3. (オプション) 次の追加のクラウド転送情報を変更するには、[詳細設定を表示] をクリックします。
    オプション 説明
    ワーカー数 同時に使用できる送信接続数。vRealize Log Insight Cloud に対するネットワーク遅延や 1 秒あたりの転送ログ数が多い場合は、ワーカー数に大きい値を設定します。デフォルト値は 16 です。
  4. [保存] をクリックします。

結果

関連するログが vRealize Log Insight Cloud サービスに転送されます。これらのログは、サービスの [ログの確認] ページでクエリできます。