vRealize Log Insight を構成およびカスタマイズしてデフォルト設定、ネットワーク設定を変更したり、ストレージ リソースを調整することができます。システムの通知を構成することもできます。 vRealize Log Insight 構成制限vRealize Log Insight を構成する際には、サポートされる最大値以下にする必要があります。 ログ フィルタ構成の追加構成を追加して、指定したフィルタ基準に一致するログをドロップできます。 ログ マスク構成の追加すべてのログまたは指定したフィルタ基準に一致するログの機密情報をマスキングする構成を追加できます。 仮想アプライアンスの設定ストレージ、メモリ、CPU のキャパシティなど、仮想アプライアンスの設定を変更できます。 vRealize Log Insight へのライセンスの割り当てvRealize Log Insight を使用するには、有効なライセンス キーと組み合わせる必要があります。 ログ ストレージ ポリシーvRealize Log Insight 仮想アプライアンスは受信ログ用に最低 100GB のストレージを使用します。 システム通知の管理vRealize Log Insight には、たとえばディスク容量が枯渇しかけている場合や、古いログ ファイルが削除されようとしている場合など、vRealize Log Insight の健全性に関連するアクティビティについてのシステム通知が組み込まれています。 vRealize Log Insight ログ転送ターゲットの追加入力ログ イベントを Syslog または取り込み API ターゲットに転送するように vRealize Log Insight サーバを構成できます。 vRealize Log Insight Cloud へのログ転送の構成クラウド プロキシを使用せずに、vRealize Log Insight サーバから vRealize Log Insight Cloud へログを転送するためのクラウド フォワーダを追加します。 vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの時刻の同期vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの時刻を NTP サーバと同期するか、仮想アプライアンスが展開された ESX/ESXi ホストと同期する必要があります。 vRealize Log Insightの SMTP サーバの構成vRealize Log Insight から E メール通知を送信できるように SMTP を設定できます。 HTTP プロキシの構成vRealize Log Insight アプライアンスがパブリック ネットワークまたはイントラネットに制限されている場合は、vRealize Log Insight が Webhook 通知を Slack、PagerDuty、vRO などのエンドポイント、または分離されたネットワーク経由でアクセスできるカスタム エンドポイントに送信できるように HTTP プロキシを構成することができます。 Webhook の構成リモート Web サーバにアラート通知を送信するように Webhook を構成できます。Webhook は、HTTP POST/PUT 経由で通知を行います。 カスタム SSL 証明書のインストールデフォルトでは、vRealize Log Insight は自己署名の SSL 証明書を仮想アプライアンスにインストールします。 SSL 証明書の表示と削除承諾され、vRealize Log Insight クラスタ内のすべてのノードのトラストストアに追加された SSL 証明書を表示できます。不要になった証明書を削除することもできます。 vRealize Log Insight Web セッションのデフォルトのタイムアウト期間の変更デフォルトでは、使用環境を常に保護するために、vRealize Log Insight Web セッションは 30 分以内に期限切れになります。このタイムアウト期間は増減できます。 保持とアーカイブさまざまな種類のログに対して異なる保持期間を定義することで、ログ データをインデックス パーティションに保持できます。たとえば、機密情報を含むログには、短い保持期間を定義できます。また、パーティション内のログ データを長期間にわたってアーカイブすることもできます。インデックス パーティションのアーカイブを有効にすると、パーティションのデータは保持期間後に NFS マウントに移動します。 vRealize Log Insight サービスの再起動Web ユーザー インターフェイスの [クラスタ] ページを使用すると、vRealize Log Insight を再起動できます。 vRealize Log Insight 仮想アプライアンスのパワーオフvRealize Log Insight プライマリ ノードまたはワーカー ノードをパワーオフするときにデータが失われないようにするには、次の手順に厳密に従ってノードをパワーオフする必要があります。 vRealize Log Insight サポート バンドルのダウンロード問題が発生したため vRealize Log Insight が予測どおりに動作しない場合は、ログおよび構成ファイルのコピーをサポート バンドルの形式で VMware サポート サービスに送信できます。 VMware カスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加または参加取り消しvRealize Log Insight を展開した後で VMware カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) に参加または参加取り消しを行うことができます。 vRealize Log Insight の STIG コンプライアンスの設定STIG(セキュリティ技術実装ガイド)コンプライアンスを徹底するように vRealize Log Insight を構成して、セキュリティを強化することができます。この構成には、国防総省 (DoD) の同意書と追加のパスワード ポリシー制限が含まれています。 vRealize Log Insight の FIPS モードの有効化vRealize Log Insight を構成して、FIPS(米国連邦情報処理規格 )を遵守し、セキュリティを強化することができます。この一連の標準は、米国の非軍政機関内で、およびその機関と協力する政府の請負業者やベンダーが使用するための文書処理、暗号化アルゴリズム、およびその他の情報技術標準について説明しています。FIPS を有効にすると、vRealize Log Insight は、機密データや貴重なデータを保護するための基本的なセキュリティ要件を規定したセキュリティ レベル 1 の FIPS 140-2 標準を使用します。