コンテキストでの起動を vRealize Operations 6.2 以降のインスタンスで有効にする場合、vRealize Log InsightvRealize Log Insight アダプタのインスタンスを vRealize Operations インスタンス上に作成します。

vRealize Log Insight をアンインストールしても、vRealize Operations インスタンスにアダプタのインスタンスは残ります。したがって、コンテキストでの起動のメニュー項目は引き続きアクション メニューに表示され、存在しなくなった vRealize Log Insight インスタンスを参照します。

vRealize Operations でコンテキストでの起動機能を無効にするには、vRealize Operations インスタンスから vRealize Log Insight アダプタを削除する必要があります。

コマンドライン ユーティリティの cURL を使用して、vRealize Operationsに REST コールを送信できます。

注: これらの手順は、コンテキストでの起動が有効な場合のみ実行する必要があります。

前提条件

  • システムに cURL がインストールされていることを確認します。このツールは、vRealize Operations 仮想アプライアンスにプリインストールされており、IP アドレス 127.0.0.1 を使用して、このアプライアンスから手順を実行できます。
  • ターゲット vRealize Operations インスタンスの IP アドレスまたはホスト名が判明していることを確認します。
  • 所有する vRealize Operations ライセンスに応じて、管理パックの削除に必要な最小認証情報を持っていることを確認します。ローカルまたは Active Directory ユーザー アカウントに必要な最小権限を参照してください。

手順

  1. cURL で vRealize Operations 仮想アプライアンスに次のクエリを実行して、vRealize Log Insight アダプタを検出します。
    curl -k -u "admin" https://ipaddress/suite-api/api/adapterkinds/LogInsight/resourcekinds/LogInsightLogServer/resources
    

    ここでは、admin は管理者のログイン名で、ipaddressvRealize Operations インスタンスの IP アドレスまたはホスト名になります。ユーザー:admin のパスワードを入力するように求められます。

    cURL のアウトプットから識別子:<ops:resource creationTime="{TIMESTAMP}" identifier="{GUID}">に割り当てられた GUID 値を特定します。アダプタ インスタンスを削除するコマンド内で、この GUID 値を使用できます。

  2. 次のコマンドを実行して、vRealize Log Insight アダプタを削除します。
    curl -k -u "admin" -X DELETE https://ipaddress/suite-api/api/adapters/{GUID}

    ここでは、admin は管理者のログイン名で、ipaddressvRealize Operations インスタンスの IP アドレスまたはホスト名になります。ユーザー:admin のパスワードを入力するように求められます。

結果

vRealize Operations 内のメニューから vRealize Log Insight のコンテキストでの起動項目が削除されます。コンテキストでの起動の詳細については、vRealize Log Insight の製品内ヘルプの「vRealize Log Insight コンテキストでの起動」を参照してください。