vRealize Log Insight のコンテキストでの起動を有効にすると、vRealize Log Insight のリソースが vRealize Operations に作成されます。

リソース識別子には vRealize Log Insight インスタンスの IP アドレスが含まれ、vRealize OperationsvRealize Log Insight を開くために使用されます。

vRealize Operations 6.5 以降でのコンテキストでの起動

コンテキストでの起動を有効にする方法については、vRealize Operations 情報センターを参照してください。

vRealize Operations 6.4 以前の vSphere ユーザー インターフェイスを使用したコンテキストでの起動

vRealize Log Insight に関連する、コンテキストでの起動オプションが vSphere ユーザー インターフェイスの[アクション] ドロップダウン メニューに表示されます。これらのメニュー項目を使用して vRealize Log Insight を開き、vRealize Operations のオブジェクトからイベント ログを検索できます。

使用可能なコンテキストでの起動アクションは、vRealize Operations インベントリで選択するオブジェクトに応じて異なります。クエリの時間範囲を 60 分に制限してからコンテキストでの起動オプションをクリックします。

表 1. vRealize Operations ユーザー インターフェイスのオブジェクトおよび対応するコンテキストでの起動オプションとアクション
vRealize Operations で選択したオブジェクト [アクション] ドロップダウン メニューのコンテキストでの起動オプション vRealize Operations のアクション vRealize Log Insight のアクション
ワールド [vRealize Log Insight を開く] vRealize Log Insight を開きます。 vRealize Log Insight[インタラクティブ分析] タブが表示されます。
vCenter Server [vRealize Log Insight を開く] vRealize Log Insight を開きます。 vRealize Log Insight[インタラクティブ分析] タブが表示されます。
データセンター [vRealize Log Insight でのログの検索] vRealize Log Insight を開き、選択したデータセンター オブジェクトにあるすべてのホスト システムのリソース名を渡します。 vRealize Log Insight[対話形式の分析] タブが表示され、データ センター内のホストの名前を含むイベント ログを検索するクエリが実行されます。
クラスタ [vRealize Log Insight でのログの検索] vRealize Log Insight を開き、選択したクラスタ オブジェクトにあるすべてのホスト システムのリソース名を渡します。 vRealize Log Insight[対話形式の分析] タブが表示され、クラスタ内のホストの名前を含むイベント ログを検索するクエリが実行されます。
ホスト システム [vRealize Log Insight でのログの検索] vRealize Log Insight を開き、選択したホスト オブジェクトのリソース名を渡します。 vRealize Log Insight[対話形式の分析] タブが表示され、選択したホスト システムの名前を含むイベント ログを検索するクエリが実行されます。
仮想マシン [vRealize Log Insight でのログの検索] vRealize Log Insight を開き、選択した仮想マシンの IP アドレスおよび関連ホスト システムのリソース名を渡します。 vRealize Log Insight[対話形式の分析] タブが表示され、仮想マシンの IP アドレスおよび仮想マシンが常駐するホストの名前を含むイベント ログを検索するクエリが実行されます。

[アラート] タブでアラートを選択し、コンテキスト内メニューから [Log Insight でのログの検索] を選択すると、アラートをトリガーするまでのクエリの時間範囲が 1 時間に制限されます。たとえば、アラートを午後 2:00 にトリガーした場合は、vRealize Log Insight に午後 1:00 から午後 2:00 の間に発生したすべてのログ メッセージが表示されます。これにより、アラートをトリガーしたイベントを識別できます。

vRealize Operations のメトリック チャートから vRealize Log Insight を開くことができます。 vRealize Log Insight で実行するクエリの時間範囲は、メトリック チャートの時間範囲と一致します。
注: 仮想アプライアンスの時間設定が異なる場合は、 vRealize Log Insight および vRealize Operations のメトリック チャートに表示される時間が異なる可能性があります。

vRealize Operations 6.4 以前のユーザー インターフェイスにおけるコンテキストでの起動

コンテキストでの起動アイコン 選択した要素に関連するアプリケーションを開く はユーザー インターフェイスの複数のページに表示されますが、 vRealize Log Insight の通知イベントが表示される次のページからのみ vRealize Log Insight を起動できます。
  • [アラート概要] ページ。
  • vRealize Log Insight アラート通知の [アラート概要] ページ。
  • vRealize Log Insight 通知アラートを選択しているときのダッシュボードのアラート ウィジェット。

カスタム ユーザー インターフェイスで vRealize Log Insight イベント通知を選択すると、両方のコンテキストでの起動アクションのいずれかを選択できます。

表 2. vRealize Operations UI のコンテキストでの起動オプションとアクション
vRealize Operations のコンテキストでの起動オプション vRealize Operations のアクション vRealize Log Insight のアクション
[vRealize Log Insight を開く] vRealize Log Insight を開きます。 vRealize Log Insight[ダッシュボード] タブが表示され、vSphere Overview ダッシュボードがロードされます。
[vRealize Log Insight でのログの検索] vRealize Log Insight を開き、イベント通知をトリガーしたクエリの ID を渡します。 vRealize Log Insight[対話形式の分析] タブが表示され、イベント通知をトリガーしたクエリが実行されます。

vRealize Log Insight 以外のアラートを選択すると、コンテキストでの起動メニューに [vRealize Log Insight での仮想マシン ログおよびホスト ログの検索] メニュー項目が表示されます。このメニュー項目を選択すると、vRealize OperationsvRealize Log Insight を開き、アラートをトリガーしたオブジェクトの識別子を渡します。vRealize Log Insight は、リソース識別子を使用して、使用可能なログ イベントで検索を実行します。