インストール後、liagent.ini ファイルには、 Log Insight Windows Agent 用の事前構成されたデフォルト設定が格納されます。

Log Insight Windows Agentの liagent.ini のデフォルト構成

名前および値に ASCII 以外の文字を使用する場合は、構成を UTF-8 で保存します。

一元的な構成を使用している場合は、最終構成として、このファイルがサーバの設定と組み合わされて liagent-effective.ini ファイルが生成されます。

この設定は、サーバのエージェント ページから構成するとより効率的な場合があります。

; Client-side configuration of VMware Log Insight Agent.
; See liagent-effective.ini for the actual configuration used by VMware Log Insight Agent.

[server]
; Log Insight server hostname or ip address
; If omitted the default value is LOGINSIGHT
;hostname=LOGINSIGHT

;Enables or deactivates centralized configuration from the vRealize Log Insight server. 
;When enabled, agent configuration changes made to the liagent.ini file on the server
;are joined with the settings in this file. to this agent. Accepted values are yes or no and  0 or 1. 
;The default is yes.
;
;central_config=yes
;

; Set protocol to use:
; cfapi - Log Insight REST API
; syslog - Syslog protocol
; If omitted the default value is cfapi
;
;proto=cfapi

; Log Insight server port to connect to. If omitted the default value is:
; for syslog: 514
; for cfapi without ssl: 9000
; for cfapi with ssl: 9543
;port=9000

;ssl - enable/deactivate SSL. Applies to cfapi protocol only.
; Possible values are yes or no. If omitted the default value is no.
;ssl=no

; Time in minutes to force reconnection to the server
; If omitted the default value is 30
;reconnect=30

; FIPS mode.
; Possible values are 1 or 0. If omitted the default value is 1.
; ssl_fips_mode=1

[storage]
;max_disk_buffer - max disk usage limit (data + logs) in MB:
; 100 - 2000 MB, default 200
;max_disk_buffer=2000

[logging]
;debug_level - the level of debug messages to enable:
;   0 - no debug messages
;   1 - trace essential debug messages
;   2 - verbose debug messages (will have negative impact on performance)
;debug_level=0
;
;The interval in minutes to print statistics
;stats_period=15

[update]
; Do not change this parameter
package_type=msi

; Enable automatic update of the agent. If enabled:
; the agent will silently check for updates from the server and
; if available will automatically download and apply the update.
;auto_update=yes

[winlog|Application]
channel=Application
raw_syslog=no

[winlog|Security]
channel=Security

[winlog|System]
channel=System
 

パラメータ デフォルト値 説明
hostname LOGINSIGHT

vRealize Log Insight 仮想アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名。

デフォルトは loginsight です。

central_config yes

このエージェントについて、一元化された構成を有効または無効にします。一元化された構成が無効になっている場合、エージェントは vRealize Log Insight サーバが提供する構成を無視します。許容値は yesno1、または 0 です。デフォルト値は yes です。

proto cfapi

エージェントが、ログ イベントを vRealize Log Insight サーバに送信するために使用するプロトコル。設定可能な値は cfapiおよび syslog です。

デフォルトは cfapi です。

port 9543、9000、6514、および 514
エージェントが、ログ イベントを vRealize Log Insight またはサードパーティのサーバに送信するために使用する通信ポート。デフォルトでは、エージェントは SSL とプロトコルに設定されたオプションに基づいて適切なポートを使用します。以下のリストに指定されたデフォルトのポート値を参照してください。ポート オプションは、これらのデフォルトと異なる場合にのみ指定する必要があります。
  • SSL が有効になっている cfapi:9543
  • SSL が無効になっている cfapi:9000
  • SSL が有効になっている Syslog:6514
  • SSL が無効になっている Syslog:514
ssl yes SSL を有効または無効にします。デフォルト値は yes です。

sslを yes に設定すると、ポートの値を設定していない場合、自動的に 9543 ポートが割り当てられます。

max_disk_buffer 200 Log Insight Windows Agentがイベントとそのログをバッファに格納するために使用する MB 単位での最大ディスク容量です。

指定された max_disk_bufferに達すると、エージェントは新たに受信したイベントのドロップを開始します。

debug_level 0 ログの詳細レベルを定義します。Log Insight Agents のログの詳細レベルの定義を参照してください。
channel Application、Security、System

アプリケーション、セキュリティ、およびシステムの Windows イベント ログのチャネルは、デフォルトではコメント設定されています。 Log Insight Windows Agentは、これらのチャネルからログを収集しません。

Windows イベント チャネルからのログの収集を参照してください。
raw_syslog no

Syslog プロトコルを使用するエージェントの場合、未加工の Syslog イベントの収集と送信をエージェントに許可します。デフォルトは no です。収集されたイベントは、指定した Syslog 属性を使用して変換されます。Syslog 変換を行わずにログ イベントを収集するには、このオプションを有効にします。

許容値は、yes または no、あるいは 0 または 1 です。

ssl_fips_mode 1 liagent.ini ファイルを使用して、 Log Insight Windows Agent の FIPS モードを有効または無効にします。許容値は 1 と 0 です。