VMware リモート コンソールから、または vRealize Log Insight 仮想アプライアンスを展開するときに、root の SSH パスワードを構成することができます。

vRealize Log Insight 仮想アプライアンスとの SSH 接続はデフォルトで有効になっています。仮想インスタンスに SSH で接続するには、root パスワードを構成する必要があります。

ベスト プラクティスとして、vRealize Log Insight の .ova ファイルを展開するときにも root の SSH パスワードを設定する必要があります。詳細については、vRealize Log Insight 仮想アプライアンスのデプロイを参照してください。

VMware リモート コンソールから SSH を有効にして root パスワードを設定するには、次の手順を実行します。

前提条件

vRealize Log Insight 仮想アプライアンスが展開され、実行していることを確認します。

手順

  1. vSphere Client インベントリで vRealize Log Insight 仮想アプライアンスをクリックし、[コンソール] タブを開きます。
  2. スプラッシュ スクリーンで指定したキーの組み合わせを使用して、コマンド ラインに移動します。
  3. コンソールで「root」と入力し、Enter を押します。パスワードを空のまま残して、もう一度 Enter を押します。
    次のメッセージがコンソールに表示されます。 パスワードの変更が要求されました。新しいパスワードを選択してください。
  4. 古いパスワードを空のまま残して、Enter を押します。
  5. root ユーザーの新しいパスワードを入力し、Enter を押し、root ユーザーの新しいパスワードをもう一度入力して、もう一度 Enter を押します。
    パスワードは 8 文字以上を指定する必要があります。大文字、小文字、数字、および特殊文字をそれぞれ 1 文字以上含める必要があります。同じ文字の繰り返し回数が 4 回を超えてはなりません。

結果

次のメッセージが表示されます。パスワードが変更されました。

次のタスク

root のパスワードを使用すると、vRealize Log Insight 仮想アプライアンスとの SSH 接続を確立できます。

root の SSH パスワードの構成に関する問題のトラブルシューティングについては、ナレッジベースの記事を参照してください。