プロパティは、vRealize Operations 環境内のオブジェクトの属性です。プロパティは、シンプトム定義で使用します。ダッシュボード、ビュー、およびレポートでも使用できます。
vRealize Operations ではアダプタを使用して、環境内のターゲット オブジェクトのプロパティを収集します。vCenter アダプタ経由で接続されるすべてのオブジェクトについて、プロパティ定義が提供されます。収集されるプロパティは、環境内のオブジェクトに応じて異なります。
プロパティに基づくシンプトムをアラート定義に追加すると、監視対象オブジェクトのプロパティに変化が発生した場合に通知されるようにできます。たとえば、ディスク容量は仮想マシンのハードウェア プロパティです。ディスク容量を使用してシンプトムを定義し、値が特定の数値を下回ったら警告されるようにできます。「アラートの症状の定義」を参照してください。
vRealize Operations は、すべてのオブジェクトに対してオブジェクト タイプの分類プロパティとオブジェクト タイプのサブ分類プロパティを生成します。オブジェクト タイプの分類プロパティを使用して、プロパティ値 ADAPTER_INSTANCE、GROUP、BUSINESS_SERVICE、TIER、GENERAL に基づいて、オブジェクトがアダプタ インスタンス、カスタム グループ、アプリケーション、階層、一般オブジェクトのいずれであるかを判定できます。