[アラート] タブには、現在選択されているオブジェクトに関して生成されたアラートのリストが表示されます。オブジェクトを操作している場合、[アラート] タブで生成されたアラートをレビューして、応答することにより、ご利用の環境の問題を管理できます。

アラートは、ご利用のシステムで問題が発生すると、設定されたアラート定義に基づいて通知します。オブジェクト アラートは便利な調査ツールで、2 つの方法で使用できます。オブジェクト アラートは、問題がユーザーから報告される前に、環境内の問題について早期の通知を提供できます。また、オブジェクト アラートは、一般的な問題または報告された問題をトラブルシューティングするときに使用できるオブジェクトに関する情報を提供できます。

[アラート] タブをレビューするときに、先祖と子孫を追加して、アラートの表示を拡張できます。現在のオブジェクトに対するアラートが他のオブジェクトに影響するかどうかを把握できます。逆に、他のオブジェクトに対するアラートで示されている問題が現在のオブジェクトにどのように影響するかを調べることができます。

インフラストラクチャ運用チームの慣習とワークフローに応じて、オブジェクトの [アラート] タブを使用して、個々のオブジェクトで生成されたアラートを管理できます。

  • アラートの所有権を取得すれば、自分が問題の解決に取り組んでいることをチームに知らせることができます。
  • アラートを一時停止して、問題を解決する間、一時的にオブジェクトの健全性、リスク、効率状態に影響を与えないようにすることができます。
  • 意図的なアクションの結果であることがわかっているアラートはキャンセルします。たとえば、交換のためにネットワーク カードをホストから取り外した場合などがあります。また、リソースの制約により現在解決できない既知の問題であるアラートも取り消します。メッセージ イベントまたはメトリック イベントのシンプトムのみによって生成されるアラートを取り消すと、そのアラートは永久に取り消されます。根本的なメトリック条件またはプロパティ条件が存続している場合は、メトリック、スーパー メトリック、またはプロパティのシンプトムによって生成されるアラートを取り消しても、アラートが再生成されることがあります。メッセージ イベントまたはメトリック イベントのシンプトムによって生成されるアラートを取り消すことのみが有効です。

アラートの調査と解決は、考えられる最高の環境を顧客に提供するために役立ちます。