Azure VMware Solution クラウド アカウントを追加して VMware Cloud vCenter Server を監視するよう、オンプレミスの vRealize Operations の監視機能を拡張します。

詳細については、 Configuring an Azure VMware Solution Instance in vRealize Operationsを参照してください。
注: vRealize Operations のプライマリ ノードと VMware Cloud の間のネットワーク遅延が 5 ミリ秒を超える場合は、 VMware Cloud にリモート コレクタをデプロイする必要があります。

手順

  1. VMware CloudvRealize Operations リモート コレクタをデプロイします。リモート コレクタの作成を参照してください。
    注:

    SDDC データセンター レベルで OVF をデプロイし、[コンピューティング リソース プール] を選択し、デプロイを検証します。VMware Cloud に OVF をデプロイする場合、ストレージのワークロード データストアのみを選択できます。

    VMware Cloud は隔離されているネットワークで設定されているため、リモート コレクタはプライマリ ノードの表示およびプライマリ ノードへの接続を行うことができません。データを収集するには、vRealize Operations のプライマリ ノードと作成したリモート コレクタの間の双方向アクセスを設定する必要があります。これを行うには、VPN を使用するか、NAT を使用しない直接接続を作成してください。

  2. VMware CloudvRealize Operations クラスタでアダプタ インスタンスを追加して構成します。vCenter Server アダプタを構成するには、vRealize Operations Manager での vCenter アダプタ インスタンスの構成を参照してください。vSAN アダプタを構成するには、vSAN アダプタ インスタンスの構成を参照してください。
    注:

    リモート コレクタがアダプタ インスタンスに割り当てられていて、設定したリモート コレクタを通じてデータ収集が実行されることを確認します。[詳細設定] の下の [コレクタ/グループ] に対して、新しくデプロイされたリモート コレクタを選択します。

    図 1. (推奨)リモート データ コレクタを使用する Azure VMware Solution からの vRealize Operations On-Premise のデータ収集
    設定したリモート データ コレクタを介した Azure VMware Solution からのデータの収集。

    図 2. リモート データ コレクタを使用しない Azure VMware Solution からの vRealize Operations On-Premise のデータ収集
    リモート データ コレクタを使用しない Azure VMware Solution からのデータの収集。