プレゼンテーションは、オブジェクトについて収集された情報を表示する方法の 1 つです。各ビュー タイプで、メトリックとプロパティをさまざまな観点から解釈することができます。

ビューのプレゼンテーションを指定するには、左側のメニューで [可視化] > [ビュー] の順にクリックします。[ビュー] パネルで、[作成] をクリックします。[新規ビュー] ダイアログ ボックスの左側で、[プレゼンテーション] をクリックします。ビューを作成する場合は、前述の必要な手順を実行してください。

表 1. ビューのワークスペースでのプレゼンテーションのオプション
ビュー タイプ 説明
リスト 監視対象環境における特定のオブジェクトに関するデータを表形式で表示します。

列数は、PDF レポートでは 25、CSV レポートでは 50 までに制限されます。ページ数の制限はありません。

ユーザー インターフェイスで表示できる列の数は 50 に制限されています。

概要 監視対象環境におけるリソースの使用状況に関するデータを表形式で表示します。
傾向 履歴データを利用して監視対象環境におけるリソースの使用状況と可用性の傾向および予測を生成します。
分布 監視対象環境におけるリソース展開に関する集約データを表示します。

分布タイプのビューをダッシュボードに追加すると、円グラフのセクションまたは横棒グラフの横棒の 1 つをクリックして、選択したセグメントでフィルタリングされたオブジェクトのリストを表示できます。

テキスト

入力されたテキストを挿入します。テキストは、動的なものにすることができ、メトリックとプロパティを含めることができます。

テキストに書式を設定して、フォントのサイズや色の変更、テキストの強調表示、テキストの中央/右/左揃えを指定できます。また、選択したテキストを太字や斜体で表示したり、下線を引いたりもできます。

デフォルトでは、レポート テンプレートを作成および変更する場合にのみ、テキスト ビューを使用できます。この設定は、ビューのワークスペースの [可視性] 手順で変更できます。

イメージ

静的イメージを挿入します。

デフォルトでは、レポート テンプレートを作成および変更する場合にのみ、イメージ ビューを使用できます。この設定は、ビューのワークスペースの [可視性] 手順で変更できます。

ビュー タイプのライブ プレビューは、サブジェクトとデータを選択する場合と、[プレビュー ソースの選択] を選択する場合に表示できます。

ビューのプレゼンテーションの構成方法

いくつかのビューのプレゼンテーションには、特定の構成設定があります。

表 2. ビューのワークスペースでのプレゼンテーションの構成オプション
ビュー タイプ 構成の説明
リスト
  • ページあたりのアイテム数を選択します。各アイテムが 1 行で表示され、そのメトリックとプロパティが列に表示されます。
  • 上位の結果を選択します。これによって結果の数が制限されます。たとえば、あるビューですべてのクラスタを一覧表示している場合、このオプションで [10] を選択すると、上位 10 個のクラスタと関連情報が表示されます。レポート用に行数を減らすことができます。

ユーザー インターフェイスで表示できる列の数は 50 に制限されています。

概要 ページあたりのアイテム数を選択します。それぞれの行は、集約されたメトリックまたはプロパティです。
傾向

プロット線の最大数を入力します。左上ペインのビュー タイプのライブ プレビューに表示されるオブジェクトについて、出力を制限します。表示されるプロット線は、プロット線の最大数として設定された値で決まります。

たとえば、履歴データのプロットでプロット線の最大数を 30 に設定すると、30 個のオブジェクトが表示されます。履歴、傾向、予測の線のプロットで最大数を 30 に設定すると、オブジェクト当たり 3 本のプロット線が使用されるので、表示されるオブジェクトは 10 個のみになります。

分布

円グラフまたは棒グラフによる分布情報の表示を選択します。

分布タイプを選択し、バケット カウントとサイズを構成します。

vRealize Operations の分布タイプについては、「ビューの分布タイプ」を参照してください。

色分け

構成オプション 説明
色分け 円グラフのスライスの色は、カラー パレットの色の順序で表示されます。
色の選択 グラフを表示する色を選択します。円グラフに複数のスライスがある場合、色はカラー パレットから順番に選択されます。棒グラフでは、棒はすべて同じ色です。

分布タイプ

vRealize Operations ビューの分布タイプでは、監視対象の環境のリソース分布に関するデータがまとめて表示されます。

動的分布
vRealize Operations がデータをバケットに分布する方法を詳細に指定します。
表 3. 動的分布構成オプション
構成オプション 説明
バケット カウント データ分布で使用するバケット数。
バケット サイズ間隔 バケット サイズは、指定のバケット数で分割された定義済みの間隔によって決まります。
バケット サイズの対数関数バケット バケット サイズが対数的に増加するサイズに計算されます。これにより、指定されたバケット数で、範囲全体を途切れなくカバーできます。対数によるサイズ計算の底は、所定のデータによって決定されます。
バケット サイズの単純な最小/最大バケット バケット サイズは測定された最小値と最大値の間で均等に分割されます。これにより、指定されたバケット数で、範囲全体を途切れなくカバーできます。
手動分布
バケット数および各バケットの最小値と最大値を指定します。
離散分布
vRealize Operations がデータを分布するバケットの数を指定します。