アラートを経時的に評価するには、現在のアラートやシンプトムと、他のアラートやシンプトム、他のイベント、他のオブジェクトとを、時系列で比較します。

ネットワーク運用エンジニアは、[イベント] > [タイムライン] タブを使用して、このアラートを環境内の他のアラートやイベントと比較します。そうすることで、ディスク容量不足のデータストアの問題を、アラートの推奨事項を 1 つまたは複数適用して解決できるかどうか、判断できます。

前提条件

E メールで受け取ったアラート メッセージのアラートに対応していることを確認します。「E メールのアラートに対する応答」を参照してください。

手順

  1. 左側のメニューで [トラブルシューティング] をクリックし、[アラート] をクリックします。データ グリッドでアラート名を選択します。
    右側にアラートの詳細が表示されます。
  2. [イベントの表示] > [タイムライン] の順にクリックします。
    [タイムライン] タブに、影響を受けるオブジェクトに対して生成されたアラートおよびトリガされたシンプトムが、スクロール可能なタイムライン形式(アラートの生成時点から開始される)で表示されます。
  3. 最下部にある週のタイムラインをスクロールします。
  4. アラートの原因である可能性があるイベントを表示するには、[イベント フィルタ] をクリックして、各イベント タイプのチェック ボックスをクリックします。
    オブジェクトに関連したイベントが、タイムラインに追加されます。オブジェクトの現状に関する評価にこれらのイベントを加味し、推奨事項で問題を解決できるかどうか判断します。
  5. [表示先ソース] をクリックし、[親] の下で [ホスト] を選択します。
    このアラートはディスク容量に関連しているので、タイムラインにホストを追加すると、そのホストに対して生成されたアラートやシンプトムを確認できるようになります。タイムラインをスクロールしながら、次の内容を確認します:関連アラートのいくつかの開始はいつですか。それらがタイムラインに表示されなくなったのはいつですか? データ オブジェクトの状態に対する影響はどのようなものですか?
  6. [表示先ソース] をクリックし、[親] の下で [ピア] を選択します。
    現在調査中のアラートに関連するアラートが他のデータストアで発生している場合は、他のデータストアのアラートがいつ生成されたのかを確認すると、発生しているリソースの問題を判別するのに役立ちます。
  7. キャンセルされたアラートをタイムラインから削除するには、[フィルタ] をクリックして、[キャンセル済み] チェック ボックスの選択を解除します。
    キャンセルされたアラートやシンプトムをタイムラインから削除すると、表示がわかりやすくなり、現在のアラートに集中できるようになります。

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