ログ情報を 1 台以上のリモート Syslog サーバに送信するように vRealize Orchestrator を設定できます。

vracli remote-syslog set コマンドは、Syslog 統合の作成、または既存の統合の上書きに使用されます。

vRealize Orchestrator リモート Syslog 統合では、次の 3 つの接続タイプがサポートされます。

  • UDP 経由。
  • TLS を使用しない TCP 経由。
    注: TLS を使用せずに Syslog 統合を作成するには、 --disable-ssl フラグを vracli remote-syslog set コマンドに追加します。
  • TLS を使用した TCP 経由。

vRealize Log Insight とのログ統合の設定については、vRealize Log Insight とのログ統合の設定を参照してください。

前提条件

1 台以上のリモート Syslog サーバを設定します。

手順

  1. vRealize Orchestrator Appliance コマンド ラインに root としてログインします。
  2. Syslog サーバへの統合を作成するには、vracli remote-syslog set コマンドを実行します。
    vracli remote-syslog set -id name_of_integration protocol_type://syslog_URL_or_FQDN:syslog_port
    注: vracli remote-syslog set コマンドにポートを入力しない場合、ポートの値はデフォルトの 514 になります。
    注: Syslog 設定に証明書を追加できます。証明書ファイルを追加するには、 --ca-file フラグを使用します。証明書をプレーンテキストとして追加するには、 --ca-cert フラグを使用します。
  3. (オプション) 既存の Syslog 統合を上書きするには、vracli remote-syslog set を実行して、-id フラグの値を上書きする統合の名前に設定します。
    注: デフォルトでは、 vRealize Orchestrator Appliance は、Syslog 統合への上書きの確認を要求します。確認の要求をスキップするには、 -f または --force フラグを vracli remote-syslog set コマンドに追加します。

次のタスク

アプライアンスで現在の Syslog 統合を確認するには、vracli remote-syslog コマンドを実行します。