vRealize Orchestrator Appliance コマンド ラインを使用して、vRealize Orchestrator 環境で時刻同期を有効にすることができます。

NTP (Network Time Protocol) 通信プロトコルを使用して、スタンドアローンまたはクラスタ化された vRealize Orchestrator 環境に対して時刻同期を構成できます。 vRealize Orchestrator は、相互に排他的な 2 つの NTP 構成をサポートしています。
NTP 構成 説明
ESXi この構成は、vRealize Orchestrator Appliance をホストしている ESXi サーバが NTP サーバと同期している場合に使用できます。クラスタ化された環境を使用している場合は、すべての ESXi ホストを NTP サーバと同期する必要があります。ESXi 向けに NTP を構成する方法については、「Configuring Network Time Protocol (NTP) on an ESXi host using the vSphere Web Client」を参照してください。
注: NTP サーバと同期されていない ESXi ホストに vRealize Orchestrator 環境を移行すると、時刻のずれが生じる場合があります。
systemd この構成では systemd-timesyncd デーモンを使用して vRealize Orchestrator 環境の時刻を同期します。
注: デフォルトでは、 systemd-timesyncd デーモンは有効になっていますが、NTP サーバなしで構成されています。動的 IP アドレス構成が使用されている vRealize Orchestrator Appliance では、DHCP プロトコルが受信する任意の NTP サーバを使用できます。

手順

  1. vRealize Orchestrator Appliance コマンド ラインに root としてログインします。
  2. ESXi で NTP モードを有効にします。
    1. vracli ntp esxi コマンドを実行します。
    2. (オプション) NTP 構成のステータスを確認するには、vracli ntp status コマンドを実行します。
  3. systemd で NTP モードを有効にします。
    1. vracli ntp systemd --set FQDN_or_IP_of_systemd_server コマンドを実行します。
      注: 複数の systemd NTP サーバを追加するには、ネットワーク アドレスをカンマで区切ります。各ネットワーク アドレスは一重引用符で囲む必要があります。たとえば、 vracli ntp systemd --set 'ntp_address_1''ntp_address_2' のようになります。
    2. (オプション) NTP 構成のステータスを確認するには、vracli ntp status コマンドを実行します。

結果

vRealize Orchestrator 環境の時刻同期を有効にしました。

次のタスク

NTP サーバと vRealize Orchestrator 環境の間に 10 分を超える時間差があると、NTP 構成は失敗する可能性があります。この問題を解決するには、vRealize Orchestrator Appliance を再起動します。