vRealize Orchestrator Dynamic Types プラグインを使用すると、動的タイプを定義し、これらのタイプのオブジェクトを作成して、オブジェクト間の関係を設定できます。Dynamic Types プラグインを使用して、vRealize Orchestrator スクリプト API でサードパーティ オブジェクトをカスタム タイプとして公開できます。
動的タイプの定義には、プロパティの説明のほか、このタイプの動的オブジェクトを見つけるためのファインダ ワークフローとアクションのセットが含まれています。動的タイプのランタイム インスタンスは動的オブジェクトと呼ばれます。作成した動的オブジェクトに対してワークフローを実行し、さまざまな操作を実行できます。
個々の動的タイプは名前空間で定義する必要があります。名前空間はヘルパー動的オブジェクトで、動的タイプをコンテナごとにグループ化できるようにします。
- Dynamic Types プラグインで「名前空間の定義」および「タイプの定義」ワークフローを実行し、新しい動的タイプとそのプロパティを定義します。この結果、新しい動的タイプのオブジェクトを見つけるためのファインダ ワークフローとインベントリ ワークフローのセットとともに、これらの他のオブジェクトとの関係が取得されます。
- ファインダ ワークフローとインベントリ ワークフローを変更し、サードパーティの REST API からの入力を受信するようにします。
- HTTP-REST プラグインで「REST 操作の追加」ワークフローを使用して REST 操作を作成し、これらの操作を対応する REST API メソッドにマップします。
- ファインダ ワークフローとインベントリ ワークフローを変更し、これらの REST 操作を呼び出して出力を使用します。